<ドル円97円台の動きと、日経平均13600円前後の動きか?>
夏休み明けで投資家の投資意欲は如何に・・
来週の日本株の読み筋=もみ合い継続か、手掛かり材料難続く
2013/08/16 18:30
来週(19−23日)の東京株式市場では、主要指数はもみ合い継続か。16日の日経平均株価の安値は寄り付きの1万3532円61銭(前日比220円33銭安)。15日の米国株急落や、対ドル、対ユーロでの円上昇を受け、売りが先行したが、その悪材料を瞬時に織り込んだ格好だ。一部では、日銀による連日のETF(株価指数連動型上場投資信託)買い期待が指摘され、株安にブレーキを掛けたとの見方もあるが、心理的なフシ目となる1万3500円を割り込むことなく推移したことで、下支えラインとして意識される。
一方、来週はお盆明けに伴い、市場参加者も徐々に増えるとみられるが、「国内では手掛かり材料難が続き、参加者が戻ってきても、買い気を高める要因になるとは限らない」(国内証券)との声もある。為替相場に大きな変化がないようだと、狭いレンジでの動きになる可能性もあろう。
なお、来週のスケジュールでは、国内で19日に貿易収支が発表され、海外では21日に7月の米中古住宅販売、22日に7月の米CB(コンファレンス・ボード)景気先行総合指数、HSBC発表の8月中国製造業PMI(購買担当者景気指数)などが予定され、景気動向を占う指標として注目される。提供:モーニングスター社
<特集>続・決算一巡、高進ちょく銘柄に照準(1)=ファンダメンタルズ重視で行こう2013/08/16 18:46
クラリオン<7201>
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前週に続き、通期の業績計画に対し、進ちょく率が高く、今後の増額修正が有望な企業をピックアップする。このところの東京株式市場は為替市場との連動性が一段と強まり、薄商いのなか先物主導で値動きの荒い展開となっている。米国株式市場も引き続きQE3(量的金融緩和第3弾)の縮小時期をめぐり、要人発言と経済指標にらみの状況。
もっとも、ここへ来てユーロ圏のGDP(国内総生産)がプラス成長に転じるなど、先進国を中心に世界景気の拡大は確実なものになりつつある。遅かれ早かれQE3は縮小の方向にあり、日銀の異次元緩和が続けば円安圧力は高まるはずだ。金融相場から業績相場へと完全にバトンが渡るまで、多少の混乱は致し方ない。個々の企業のファンダメンタルズを重視して、着実な成果を狙いたい。提供:モーニングスター社
特集>続・決算一巡、高進ちょく銘柄に照準(2)=日清食HD―主力好調で第1四半期は2ケタ増益2013/08/16 18:47
(08/16 15:00) 現在値
日清食品ホールディングス 3,905 -10
日清食品ホールディングス<2897>に注目したい。
14年3月期第1四半期(13年4−6月)は2ケタ増益と好スタート。13年9月中間期(4−9月)予想に対する進ちょく率は高く、まずは上期の上ブレ期待がある。
第1四半期の連結営業利益は前年同期比29.6%増の59億3600万円。袋めん類では、「日清ラ王」群が売上増加に大きく貢献したほか、6月に発売した「日清ラ王 冷し中華」も好調。カップめん類では、「日清チキンラーメンどんぶり」群や「日清のどん兵衛」群が売上を伸ばした。
中間期、通期連結業績予想は期初見通しを据え置いた。中間期の連結営業利益予想は前年同期比10.1%減の80億円、通期の連結営業利益予想は前期比6.5%増の255億円。第1四半期営業利益の進ちょく率は、対中間期で74.2%(前期実績は51.5%)、対通期で23.3%(同19.1%)。減益見通しということもあるが、中間期予想に対する進ちょく率は高い。同じく高進ちょくであった12年3月期は中間期業績が利益面で期初計画を上回っだたけに、上ブレ着地が期待される。
株価は6月13日安値3550円から7月19日高値4265円まで上昇したあと、戻り売りに押され、足元は3900円近辺で推移。ただ、200日移動平均線に支えられた緩やかな上昇基調は崩れていない。提供:モーニングスター社
消費増税、経団連会長らから意見聴取…今月下旬(読売新聞) - goo ニュース27日以降は、「経済・金融」「国民生活・社会保障」「産業」「地方・地域経済」の4分野に分けて、各分野に詳しい大学教授やエコノミスト、業界団体トップらが出席する。
日経平均 13650.11 -102.83 (15:28) 日経JQ平均 1781.64 -1.23 (15:00)
225先物(13/09) 13670 -120 (15:15) 東証2部指数 3191.50 -0.83 (15:00)
TOPIX 1142.65 -9.17 (15:00) ドル/円 97.61 - 97.66 (05:49)
USドル 97.61 - 97.66 +0.24 (05:49) ユーロ 130.09 - 130.18 +0.12 (05:49)
■売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 206 (15:00) -2 -0.96% 94914 19550.258
2 5406/T 神戸鋼 東証1部 鉄鋼 163 (15:00) -1 -0.60% 71954 11654.134
3 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 645 (15:00) 0 0.00% 67146.9 43457.711
4 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 222 (15:00) +2 +0.90% 67026 14899.175
5 3632/T グリー 東証1部 情報・通信業 920 (15:00) -43 -4.46% 56184.7 55225.632
6 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 597 (15:00) -8 -1.32% 46637.4 27813.214
7 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 422 (15:00) +1 +0.23% 45798 19276.115
8 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 481 (15:00) +28 +6.18% 41303.2 19489.395
9 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 298 (15:00) -6 -1.97% 41131 12320.207
10 9104/T 商船三井 東証1部 海運業 404 (15:00) -2 -0.49% 34184 13855.727
11 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 401 (15:00) -6 -1.47% 31632 12699.786
12 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 723 (15:00) -2 -0.27% 23824.9 17109.163
13 9101/T 郵 船 東証1部 海運業 292 (15:00) -5 -1.68% 22053 6486.208
14 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 366 (15:00) +4 +1.10% 18897 6887.323
15 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 919 (15:00) +9 +0.98% 18895.05 17223.168
16 5202/T 板硝子 東証1部 ガラス土石製品 110 (15:00) -2 -1.78% 18789 2070.37
17 6501/T 日 立 東証1部 電気機器 621 (15:00) -3 -0.48% 18647 11576.065
18 5711/T 三菱マ 東証1部 非鉄金属 400 (15:00) -9 -2.20% 17034 6788.798
19 5721/T S・サイエンス 東証1部 非鉄金属 7 (15:00) 0 0.00% 16024 103.853
20 5856/T 東理HD 東証2部 非鉄金属 72 (15:00) -5 -6.49% 15924 1318.825
日経平均102円安、続落に1万3700円割れ、中国株乱調で後半軟化=16日後場
2013/08/16 15:22
(08/16 15:00) 現在値
日本水産 206 -6
国際石油開発帝石 434,500 +5,500
日本海洋掘削 6,690 +60
亀田製菓 3,190 +202
ディー・エヌ・エー 2,267 +129
クラリオン<7201>
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16日後場の日経平均株価は前日比102円83銭安の1万3650円11銭と続落。終値での1万3700円割れは、12日(1万3519円43銭)以来の安値水準となる。円相場が対ドル、対ユーロで円安方向に振れ、中国・上海総合指数がプラス圏に急浮上したことを受け、後場寄りから買いが先行し、下げ幅を縮小した。その後、いったん戻り一服の場面もあったが、円相場が再び弱含むにつれて株価指数先物買いを交えて下げ渋りの動きを強め、午後1時58分には、この日の高値となる1万3739円52銭(前日比13円42銭安)まで引き戻した。
午後2時に中国株式市場で後場取引が始まり、上海総合指数が上げ幅縮小後に一時下げ転じたほか、円が下げ渋ったこともあり、後半は再び軟化した。東証1部の出来高は18億7447万株。売買代金は1兆6246億円。騰落銘柄数は値上がり426銘柄、値下がり1184銘柄、変わらず143銘柄。
市場からは「中国株の乱調に引きずられた格好だ。前場の急騰についは、明確な理由は判明しておらず、一部では誤発注の話も出ている。後場の上海総合指数が下向きとなり、投資家も手じまいに動いたようだ。来週はお盆明けで市場参加者も徐々に増えてくるとみれるが、手掛かり材料に乏しく、あまり期待できないのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、新日鉄住金<5401>、愛知鋼<5482>などの鉄鋼株や、住友鉱<5713>などの非鉄金属株が軟調。東京海上<8766>などの保険株にも売りが継続した。スズキ<7269>などの自動車株や、安川電<6506>などの電機株もさえない。日本紙<3863>などのパルプ紙や、中部電<9502>などの電力株も安い。NTT<9432>などの情報通信株も値を下げた。日水<1332>などの水産株も売られた。個別では、13年6月中間期単体決算の発表をきっかけにきのう利益確定売りが先行したリブセンス<6054>が続落し、値下がり率トップ。グリー<3632>、CTC<4739>、エイベックス<7860>などの下げも目立った。
半面、インドネシアでの新規掘削工事受注が確定した海洋掘削<1606>や、国際帝石<1605>などの鉱業株が上昇。DeNA<2432>などのサービス株も買われ、大和証G<8601>などの証券株もしっかり。個別では、iPS細胞シートの量産装置を開発するとの報道が引き続き好感された渋谷工<6340>が連日のストップ高に値上がり率トップを維持。野村証券が投資判断「Buy」、目標株価4000円でカバレッジを開始した亀田菓<2220>や、JIN<3046>、ソフトブレーン<4779>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。提供:モーニングスター社
値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 8705/T 岡藤HD 東証JQスタンダード 証券商品先物 215 (15:00) +42 +24.27% 821.9 171.436
2 6340/T 渋谷工 東証1部 機械 2680 (15:00) +500 +22.93% 1361.6 3645.917
3 4657/T 環境管理 東証JQスタンダード サービス業 600 (15:00) +108 +21.95% 93.4 55.099
4 4779/T ソフトブレーン 東証1部 情報・通信業 136 (15:00) +23 +20.35% 6985 946.787
5 4744/T メッツ 東証マザーズ 不動産業 6100 (15:00) +1000 +19.60% 11.869 70.721
6 3856/T リアルコム 東証マザーズ 情報・通信業 61700 (15:00) +10000 +19.34% 0.315 19.436
7 3782/T DDS 東証マザーズ 情報・通信業 71200 (15:00) +10000 +16.33% 62.823 4167.217
8 3799/T キーウェア 東証2部 情報・通信業 585 (14:59) +79 +15.61% 1318.2 782.093
9 3750/T セブンシーズ 東証2部 情報・通信業 23 (15:00) +3 +15.00% 3386 75.627
10 3734/T インテアHD 東証マザーズ 情報・通信業 50000 (15:00) +5800 +13.12% 2.69 130.045
11 6075/T フォトクリエイト 東証マザーズ サービス業 2387 (14:58) +267 +12.59% 13.4 31.046
12 9898/T サハダイヤ 東証JQスタンダード 卸売業 27 (15:00) +3 +12.50% 13583.1 343.905
13 3665/T エニグモ 東証マザーズ 情報・通信業 5800 (15:00) +590 +11.32% 134.3 788.12
14 8107/T キムラタン 東証1部 繊維製品 10 (15:00) +1 +11.11% 8366 76.335
15 2438/T アスカネット 東証マザーズ サービス業 5060 (15:00) +500 +10.96% 710 3489.178
16 4712/T アドアーズ 東証JQスタンダード サービス業 266 (15:00) +24 +9.91% 2421 620.781
17 4707/T キタック 東証JQスタンダード サービス業 248 (15:00) +22 +9.73% 33.8 8.135
18 3858/T ユビキタス 東証JQスタンダード 情報・通信業 182300 (15:00) +16100 +9.68% 2.688 471.27
19 3831/T PBITS 東証マザーズ 情報・通信業 1672 (15:00) +147 +9.63% 136.7 220.846
20 9421/T ネプロ 東証JQスタンダード 情報・通信業 54200 (15:00) +4700 +9.49% 0.88 45.964
NQN>◇東証大引け、続落 米株安・円高重荷で売り優勢、上海株高が下支え
16日の東京株式市場で日経平均株価は続落。終値は前日比102円83銭(0.75%)安の1万3650円11銭だった。前日の米株安や円相場が前日より円高・ドル安になったことなどを受けて、朝方から売りが先行。日経平均の下げ幅は200円を超える場面があった。もっとも、その後、上海市場で上海総合指数が上昇に転じると日経平均も急速に下げ渋った。「商いが薄い中、売買を繰り返す短期筋の動きで相場が上下に振れやすくなっている」(国内投信のファンドマネジャー)との指摘もあった。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が約1カ月半ぶりの安値を付けたことや円相場が1ドル=97円台前半まで上昇したことを受けて、朝方から売りが先行。寄り付き直後には前日比で220円超下落した。ただ売り一巡後は押し目買いも入り、下げ幅をじりじり縮めた。午前中に下落していた上海総合指数が上昇に転じると、日経平均も急速に下げ幅を縮小。14時前には13円安の1万3700円台にまで値を戻した。市場では「株価指数先物で売りを仕掛けていた短期筋が急速に買い戻した」(国内の証券会社)との指摘があった。
今週(12〜16日)の日経平均は34円92銭高となり、2週間ぶりの上昇となった。先週(5〜9日)は短期筋の利益確定売りなどで850円も下げていたが、今週の上昇幅は小幅にとどまった。
東証株価指数(TOPIX)は続落。大引けは前日比9.17ポイント安の1142.65だった。業種別TOPIXは全33業種中30業種が下落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆6246億円。今年最低だった12日(1兆5971億円)以来の低水準だった。2兆円割れは5日連続で、2012年末から13年初にかけて10日連続以来の長さ。売買高は18億7447万株。東証1部の値下がり銘柄数は1184、値上がりは426、変わらずは143だった。
日経平均への寄与度の大きいファストリやソフトバンク、ファナック、KDDIが下落した。三菱UFJ、三井住友FGも下げた。グリーが反落し、コマツ、住友鉱も安い。一方、富士重、オリンパス、東建物などが高い。ディーエヌエが買われ、国際石開帝石も上昇した。
東証2部株価指数は続落。マーチャント、M2J、朝日インテクが安い。一方でJトラスト、キーウェア、稀元素が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
ピーチ、1年目は赤字12億円 14年3月期黒字めざす(朝日新聞) - goo ニュースピーチは現在、国内7路線、国際3路線の計10路線を飛ばしている。収益力の目安の一つである搭乗率(12年3月〜13年3月)は78%で、就航1年目の目標だった70〜75%を超えた。
<日本株>円高、消費増税慎重論…上昇に息切れ感毎日新聞 8月17日(土)7時0分配信
株価と売買代金の推移
日本株の上昇に息切れ感が出ている。参院選後、円相場の上昇や、企業の業績見通しが市場の期待に届かなかったことなどを背景に、外国人投資家が日本株買いを手控えて薄商いが続き、株式市場の推進力が低下しているためだ。【山口知】
16日の東京市場は、前日の米国株安を嫌気して売りが先行。日経平均株価の終値は前日比102円83銭安い1万3650円11銭で、参院選直後(7月22日)に比べ、約7%安い水準だった。商いも低調で、東証1部の売買代金は1兆6246億円と5日連続で2兆円を割り込んだ。
最も大きな要因は円相場の上昇だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小時期の思惑などを巡って円が買われやすい状況になり、7月22日に1ドル=100円だった円相場は、16日に97円台前半まで上昇。円高で採算が悪化する自動車や電機などの輸出関連銘柄を中心に売られた。
来年4月に予定する消費増税への慎重論が浮上していることも、上値を抑えているようだ。4〜6月期の実質国内総生産(GDP)成長率が市場予想を下回り、「消費増税の決定打にはならない」(大手証券)との見方が出てきた。しかし、外国人投資家からは「決められない政治」を脱却し、財政再建や成長戦略を進めてほしいとの期待が強く、増税慎重論は日本株への嫌気を誘う。野村証券の木下智夫チーフエコノミストは「外国人投資家は疑心暗鬼になっている」と指摘する。
企業の業績予想も期待外れだった。SMBC日興証券の集計によると、上場企業の4〜6月期決算は、東証1部全体の経常利益が前年同期比49%増となるなど堅調。しかし、通期の経常利益予想は同22%増と、市場予想(30%増)に届かず、「投資家は肩すかしをくらった」(エコノミスト)という。
これらを背景に、東京株式市場では、参院選後3週連続で外国人投資家の売り越しとなり、8月の東証1部の1日平均売買代金は約1兆9000億円と前月を15%下回った。もともと8月は夏休みで売買が少なくなる上、参院選後は9月まで重要な経済政策が打ち出されない見通しで、積極的に日本株を売買する材料に欠ける状況だ。消費増税の最終判断や追加の成長戦略、2020年五輪開催地決定、米金融政策など、金融市場を左右する出来事が目白押しとなる9月以降まで、「様子見姿勢が続きそう」(大和証券の塩村賢史シニアストラテジスト)との見方が多い。
.高齢者にもLINEが大ウケ ドコモ「らくらくスマホ」に改良版アプリ(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
NQN>◇米国株、ダウ平均が3日続落 2週連続下げ、1カ月半ぶり安値
【NQNニューヨーク=岩切清司】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日続落した。終値は前日比30ドル72セント安の1万5081ドル47セント(速報値)となった。7月3日以来、約1カ月半ぶりの安値を付け、週間ベースでも2週連続の下落となった。債券市場では長期金利が一段と上昇した。住宅ローン金利にも影響が及ぶと実体経済の重荷になりかねないとの警戒感につながった。量的金融緩和策の縮小に関する不安も買い手控えとなった。8月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)の速報値が市場予想に反して低下したことも投資家心理を冷やした。一方、前日までの2日間で大きく下げただけに自律反発を狙った買いが入りやすかった。ダウ平均は上げる場面もあった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落。同3.34ポイント安の3602.78(速報値)だった。
夏休み明けで投資家の投資意欲は如何に・・
来週の日本株の読み筋=もみ合い継続か、手掛かり材料難続く
2013/08/16 18:30
来週(19−23日)の東京株式市場では、主要指数はもみ合い継続か。16日の日経平均株価の安値は寄り付きの1万3532円61銭(前日比220円33銭安)。15日の米国株急落や、対ドル、対ユーロでの円上昇を受け、売りが先行したが、その悪材料を瞬時に織り込んだ格好だ。一部では、日銀による連日のETF(株価指数連動型上場投資信託)買い期待が指摘され、株安にブレーキを掛けたとの見方もあるが、心理的なフシ目となる1万3500円を割り込むことなく推移したことで、下支えラインとして意識される。
一方、来週はお盆明けに伴い、市場参加者も徐々に増えるとみられるが、「国内では手掛かり材料難が続き、参加者が戻ってきても、買い気を高める要因になるとは限らない」(国内証券)との声もある。為替相場に大きな変化がないようだと、狭いレンジでの動きになる可能性もあろう。
なお、来週のスケジュールでは、国内で19日に貿易収支が発表され、海外では21日に7月の米中古住宅販売、22日に7月の米CB(コンファレンス・ボード)景気先行総合指数、HSBC発表の8月中国製造業PMI(購買担当者景気指数)などが予定され、景気動向を占う指標として注目される。提供:モーニングスター社
<特集>続・決算一巡、高進ちょく銘柄に照準(1)=ファンダメンタルズ重視で行こう2013/08/16 18:46
クラリオン<7201>
ポートフォリオに登録
前週に続き、通期の業績計画に対し、進ちょく率が高く、今後の増額修正が有望な企業をピックアップする。このところの東京株式市場は為替市場との連動性が一段と強まり、薄商いのなか先物主導で値動きの荒い展開となっている。米国株式市場も引き続きQE3(量的金融緩和第3弾)の縮小時期をめぐり、要人発言と経済指標にらみの状況。
もっとも、ここへ来てユーロ圏のGDP(国内総生産)がプラス成長に転じるなど、先進国を中心に世界景気の拡大は確実なものになりつつある。遅かれ早かれQE3は縮小の方向にあり、日銀の異次元緩和が続けば円安圧力は高まるはずだ。金融相場から業績相場へと完全にバトンが渡るまで、多少の混乱は致し方ない。個々の企業のファンダメンタルズを重視して、着実な成果を狙いたい。提供:モーニングスター社
特集>続・決算一巡、高進ちょく銘柄に照準(2)=日清食HD―主力好調で第1四半期は2ケタ増益2013/08/16 18:47
(08/16 15:00) 現在値
日清食品ホールディングス 3,905 -10
日清食品ホールディングス<2897>に注目したい。
14年3月期第1四半期(13年4−6月)は2ケタ増益と好スタート。13年9月中間期(4−9月)予想に対する進ちょく率は高く、まずは上期の上ブレ期待がある。
第1四半期の連結営業利益は前年同期比29.6%増の59億3600万円。袋めん類では、「日清ラ王」群が売上増加に大きく貢献したほか、6月に発売した「日清ラ王 冷し中華」も好調。カップめん類では、「日清チキンラーメンどんぶり」群や「日清のどん兵衛」群が売上を伸ばした。
中間期、通期連結業績予想は期初見通しを据え置いた。中間期の連結営業利益予想は前年同期比10.1%減の80億円、通期の連結営業利益予想は前期比6.5%増の255億円。第1四半期営業利益の進ちょく率は、対中間期で74.2%(前期実績は51.5%)、対通期で23.3%(同19.1%)。減益見通しということもあるが、中間期予想に対する進ちょく率は高い。同じく高進ちょくであった12年3月期は中間期業績が利益面で期初計画を上回っだたけに、上ブレ着地が期待される。
株価は6月13日安値3550円から7月19日高値4265円まで上昇したあと、戻り売りに押され、足元は3900円近辺で推移。ただ、200日移動平均線に支えられた緩やかな上昇基調は崩れていない。提供:モーニングスター社
消費増税、経団連会長らから意見聴取…今月下旬(読売新聞) - goo ニュース27日以降は、「経済・金融」「国民生活・社会保障」「産業」「地方・地域経済」の4分野に分けて、各分野に詳しい大学教授やエコノミスト、業界団体トップらが出席する。
日経平均 13650.11 -102.83 (15:28) 日経JQ平均 1781.64 -1.23 (15:00)
225先物(13/09) 13670 -120 (15:15) 東証2部指数 3191.50 -0.83 (15:00)
TOPIX 1142.65 -9.17 (15:00) ドル/円 97.61 - 97.66 (05:49)
USドル 97.61 - 97.66 +0.24 (05:49) ユーロ 130.09 - 130.18 +0.12 (05:49)
■売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 206 (15:00) -2 -0.96% 94914 19550.258
2 5406/T 神戸鋼 東証1部 鉄鋼 163 (15:00) -1 -0.60% 71954 11654.134
3 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 645 (15:00) 0 0.00% 67146.9 43457.711
4 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 222 (15:00) +2 +0.90% 67026 14899.175
5 3632/T グリー 東証1部 情報・通信業 920 (15:00) -43 -4.46% 56184.7 55225.632
6 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 597 (15:00) -8 -1.32% 46637.4 27813.214
7 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 422 (15:00) +1 +0.23% 45798 19276.115
8 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 481 (15:00) +28 +6.18% 41303.2 19489.395
9 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 298 (15:00) -6 -1.97% 41131 12320.207
10 9104/T 商船三井 東証1部 海運業 404 (15:00) -2 -0.49% 34184 13855.727
11 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 401 (15:00) -6 -1.47% 31632 12699.786
12 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 723 (15:00) -2 -0.27% 23824.9 17109.163
13 9101/T 郵 船 東証1部 海運業 292 (15:00) -5 -1.68% 22053 6486.208
14 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 366 (15:00) +4 +1.10% 18897 6887.323
15 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 919 (15:00) +9 +0.98% 18895.05 17223.168
16 5202/T 板硝子 東証1部 ガラス土石製品 110 (15:00) -2 -1.78% 18789 2070.37
17 6501/T 日 立 東証1部 電気機器 621 (15:00) -3 -0.48% 18647 11576.065
18 5711/T 三菱マ 東証1部 非鉄金属 400 (15:00) -9 -2.20% 17034 6788.798
19 5721/T S・サイエンス 東証1部 非鉄金属 7 (15:00) 0 0.00% 16024 103.853
20 5856/T 東理HD 東証2部 非鉄金属 72 (15:00) -5 -6.49% 15924 1318.825
日経平均102円安、続落に1万3700円割れ、中国株乱調で後半軟化=16日後場
2013/08/16 15:22
(08/16 15:00) 現在値
日本水産 206 -6
国際石油開発帝石 434,500 +5,500
日本海洋掘削 6,690 +60
亀田製菓 3,190 +202
ディー・エヌ・エー 2,267 +129
クラリオン<7201>
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16日後場の日経平均株価は前日比102円83銭安の1万3650円11銭と続落。終値での1万3700円割れは、12日(1万3519円43銭)以来の安値水準となる。円相場が対ドル、対ユーロで円安方向に振れ、中国・上海総合指数がプラス圏に急浮上したことを受け、後場寄りから買いが先行し、下げ幅を縮小した。その後、いったん戻り一服の場面もあったが、円相場が再び弱含むにつれて株価指数先物買いを交えて下げ渋りの動きを強め、午後1時58分には、この日の高値となる1万3739円52銭(前日比13円42銭安)まで引き戻した。
午後2時に中国株式市場で後場取引が始まり、上海総合指数が上げ幅縮小後に一時下げ転じたほか、円が下げ渋ったこともあり、後半は再び軟化した。東証1部の出来高は18億7447万株。売買代金は1兆6246億円。騰落銘柄数は値上がり426銘柄、値下がり1184銘柄、変わらず143銘柄。
市場からは「中国株の乱調に引きずられた格好だ。前場の急騰についは、明確な理由は判明しておらず、一部では誤発注の話も出ている。後場の上海総合指数が下向きとなり、投資家も手じまいに動いたようだ。来週はお盆明けで市場参加者も徐々に増えてくるとみれるが、手掛かり材料に乏しく、あまり期待できないのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、新日鉄住金<5401>、愛知鋼<5482>などの鉄鋼株や、住友鉱<5713>などの非鉄金属株が軟調。東京海上<8766>などの保険株にも売りが継続した。スズキ<7269>などの自動車株や、安川電<6506>などの電機株もさえない。日本紙<3863>などのパルプ紙や、中部電<9502>などの電力株も安い。NTT<9432>などの情報通信株も値を下げた。日水<1332>などの水産株も売られた。個別では、13年6月中間期単体決算の発表をきっかけにきのう利益確定売りが先行したリブセンス<6054>が続落し、値下がり率トップ。グリー<3632>、CTC<4739>、エイベックス<7860>などの下げも目立った。
半面、インドネシアでの新規掘削工事受注が確定した海洋掘削<1606>や、国際帝石<1605>などの鉱業株が上昇。DeNA<2432>などのサービス株も買われ、大和証G<8601>などの証券株もしっかり。個別では、iPS細胞シートの量産装置を開発するとの報道が引き続き好感された渋谷工<6340>が連日のストップ高に値上がり率トップを維持。野村証券が投資判断「Buy」、目標株価4000円でカバレッジを開始した亀田菓<2220>や、JIN<3046>、ソフトブレーン<4779>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。提供:モーニングスター社
値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 8705/T 岡藤HD 東証JQスタンダード 証券商品先物 215 (15:00) +42 +24.27% 821.9 171.436
2 6340/T 渋谷工 東証1部 機械 2680 (15:00) +500 +22.93% 1361.6 3645.917
3 4657/T 環境管理 東証JQスタンダード サービス業 600 (15:00) +108 +21.95% 93.4 55.099
4 4779/T ソフトブレーン 東証1部 情報・通信業 136 (15:00) +23 +20.35% 6985 946.787
5 4744/T メッツ 東証マザーズ 不動産業 6100 (15:00) +1000 +19.60% 11.869 70.721
6 3856/T リアルコム 東証マザーズ 情報・通信業 61700 (15:00) +10000 +19.34% 0.315 19.436
7 3782/T DDS 東証マザーズ 情報・通信業 71200 (15:00) +10000 +16.33% 62.823 4167.217
8 3799/T キーウェア 東証2部 情報・通信業 585 (14:59) +79 +15.61% 1318.2 782.093
9 3750/T セブンシーズ 東証2部 情報・通信業 23 (15:00) +3 +15.00% 3386 75.627
10 3734/T インテアHD 東証マザーズ 情報・通信業 50000 (15:00) +5800 +13.12% 2.69 130.045
11 6075/T フォトクリエイト 東証マザーズ サービス業 2387 (14:58) +267 +12.59% 13.4 31.046
12 9898/T サハダイヤ 東証JQスタンダード 卸売業 27 (15:00) +3 +12.50% 13583.1 343.905
13 3665/T エニグモ 東証マザーズ 情報・通信業 5800 (15:00) +590 +11.32% 134.3 788.12
14 8107/T キムラタン 東証1部 繊維製品 10 (15:00) +1 +11.11% 8366 76.335
15 2438/T アスカネット 東証マザーズ サービス業 5060 (15:00) +500 +10.96% 710 3489.178
16 4712/T アドアーズ 東証JQスタンダード サービス業 266 (15:00) +24 +9.91% 2421 620.781
17 4707/T キタック 東証JQスタンダード サービス業 248 (15:00) +22 +9.73% 33.8 8.135
18 3858/T ユビキタス 東証JQスタンダード 情報・通信業 182300 (15:00) +16100 +9.68% 2.688 471.27
19 3831/T PBITS 東証マザーズ 情報・通信業 1672 (15:00) +147 +9.63% 136.7 220.846
20 9421/T ネプロ 東証JQスタンダード 情報・通信業 54200 (15:00) +4700 +9.49% 0.88 45.964
NQN>◇東証大引け、続落 米株安・円高重荷で売り優勢、上海株高が下支え
16日の東京株式市場で日経平均株価は続落。終値は前日比102円83銭(0.75%)安の1万3650円11銭だった。前日の米株安や円相場が前日より円高・ドル安になったことなどを受けて、朝方から売りが先行。日経平均の下げ幅は200円を超える場面があった。もっとも、その後、上海市場で上海総合指数が上昇に転じると日経平均も急速に下げ渋った。「商いが薄い中、売買を繰り返す短期筋の動きで相場が上下に振れやすくなっている」(国内投信のファンドマネジャー)との指摘もあった。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が約1カ月半ぶりの安値を付けたことや円相場が1ドル=97円台前半まで上昇したことを受けて、朝方から売りが先行。寄り付き直後には前日比で220円超下落した。ただ売り一巡後は押し目買いも入り、下げ幅をじりじり縮めた。午前中に下落していた上海総合指数が上昇に転じると、日経平均も急速に下げ幅を縮小。14時前には13円安の1万3700円台にまで値を戻した。市場では「株価指数先物で売りを仕掛けていた短期筋が急速に買い戻した」(国内の証券会社)との指摘があった。
今週(12〜16日)の日経平均は34円92銭高となり、2週間ぶりの上昇となった。先週(5〜9日)は短期筋の利益確定売りなどで850円も下げていたが、今週の上昇幅は小幅にとどまった。
東証株価指数(TOPIX)は続落。大引けは前日比9.17ポイント安の1142.65だった。業種別TOPIXは全33業種中30業種が下落した。
東証1部の売買代金は概算で1兆6246億円。今年最低だった12日(1兆5971億円)以来の低水準だった。2兆円割れは5日連続で、2012年末から13年初にかけて10日連続以来の長さ。売買高は18億7447万株。東証1部の値下がり銘柄数は1184、値上がりは426、変わらずは143だった。
日経平均への寄与度の大きいファストリやソフトバンク、ファナック、KDDIが下落した。三菱UFJ、三井住友FGも下げた。グリーが反落し、コマツ、住友鉱も安い。一方、富士重、オリンパス、東建物などが高い。ディーエヌエが買われ、国際石開帝石も上昇した。
東証2部株価指数は続落。マーチャント、M2J、朝日インテクが安い。一方でJトラスト、キーウェア、稀元素が高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
ピーチ、1年目は赤字12億円 14年3月期黒字めざす(朝日新聞) - goo ニュースピーチは現在、国内7路線、国際3路線の計10路線を飛ばしている。収益力の目安の一つである搭乗率(12年3月〜13年3月)は78%で、就航1年目の目標だった70〜75%を超えた。
<日本株>円高、消費増税慎重論…上昇に息切れ感毎日新聞 8月17日(土)7時0分配信
株価と売買代金の推移
日本株の上昇に息切れ感が出ている。参院選後、円相場の上昇や、企業の業績見通しが市場の期待に届かなかったことなどを背景に、外国人投資家が日本株買いを手控えて薄商いが続き、株式市場の推進力が低下しているためだ。【山口知】
16日の東京市場は、前日の米国株安を嫌気して売りが先行。日経平均株価の終値は前日比102円83銭安い1万3650円11銭で、参院選直後(7月22日)に比べ、約7%安い水準だった。商いも低調で、東証1部の売買代金は1兆6246億円と5日連続で2兆円を割り込んだ。
最も大きな要因は円相場の上昇だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和縮小時期の思惑などを巡って円が買われやすい状況になり、7月22日に1ドル=100円だった円相場は、16日に97円台前半まで上昇。円高で採算が悪化する自動車や電機などの輸出関連銘柄を中心に売られた。
来年4月に予定する消費増税への慎重論が浮上していることも、上値を抑えているようだ。4〜6月期の実質国内総生産(GDP)成長率が市場予想を下回り、「消費増税の決定打にはならない」(大手証券)との見方が出てきた。しかし、外国人投資家からは「決められない政治」を脱却し、財政再建や成長戦略を進めてほしいとの期待が強く、増税慎重論は日本株への嫌気を誘う。野村証券の木下智夫チーフエコノミストは「外国人投資家は疑心暗鬼になっている」と指摘する。
企業の業績予想も期待外れだった。SMBC日興証券の集計によると、上場企業の4〜6月期決算は、東証1部全体の経常利益が前年同期比49%増となるなど堅調。しかし、通期の経常利益予想は同22%増と、市場予想(30%増)に届かず、「投資家は肩すかしをくらった」(エコノミスト)という。
これらを背景に、東京株式市場では、参院選後3週連続で外国人投資家の売り越しとなり、8月の東証1部の1日平均売買代金は約1兆9000億円と前月を15%下回った。もともと8月は夏休みで売買が少なくなる上、参院選後は9月まで重要な経済政策が打ち出されない見通しで、積極的に日本株を売買する材料に欠ける状況だ。消費増税の最終判断や追加の成長戦略、2020年五輪開催地決定、米金融政策など、金融市場を左右する出来事が目白押しとなる9月以降まで、「様子見姿勢が続きそう」(大和証券の塩村賢史シニアストラテジスト)との見方が多い。
.高齢者にもLINEが大ウケ ドコモ「らくらくスマホ」に改良版アプリ(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
NQN>◇米国株、ダウ平均が3日続落 2週連続下げ、1カ月半ぶり安値
【NQNニューヨーク=岩切清司】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日続落した。終値は前日比30ドル72セント安の1万5081ドル47セント(速報値)となった。7月3日以来、約1カ月半ぶりの安値を付け、週間ベースでも2週連続の下落となった。債券市場では長期金利が一段と上昇した。住宅ローン金利にも影響が及ぶと実体経済の重荷になりかねないとの警戒感につながった。量的金融緩和策の縮小に関する不安も買い手控えとなった。8月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)の速報値が市場予想に反して低下したことも投資家心理を冷やした。一方、前日までの2日間で大きく下げただけに自律反発を狙った買いが入りやすかった。ダウ平均は上げる場面もあった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落。同3.34ポイント安の3602.78(速報値)だった。