日経平均 13843.45 +270.53 (09:31) 日経JQ平均 1754.33 +9.16 (09:31)
225先物(13/09) 13840 +270 (09:31) 東証2部指数 3153.19 +17.07 (09:31)
TOPIX 1141.56 +23.78 (09:31) ドル/円 99.59 - 99.62 (09:31)
USドル 99.55 - 99.58 +0.22 (09:33) ユーロ 131.32 - 131.36 +0.30 (09:33
日経平均 13879.91 +306.99 (10:13)日経JQ平均 1758.92 +13.75 (10:13)
225先物(13/09) 13880 +310 (10:13) 東証2部指数 3157.28 +21.16 (10:13)
TOPIX 1143.40 +25.62 (10:13) ドル/円 99.50 - 99.52 (10:13)
日経平均 13978.44 +405.52 (15:00) 日経JQ平均 1768.13 +22.96 (15:00)
225先物(13/09) 13980 +410 (15:06) 東証2部指数 3168.89 +32.77 (15:00)
TOPIX 1149.18 +31.40 (15:00) ドル/円 99.53 - 99.56 (15:06)
USドル 99.53 - 99.56 +0.20 (15:08) ユーロ 131.14 - 131.18 +0.12 (15:08
13748.68(09:00) 13978.44(15:00) 13748.68(09:00・・高値引けですね、ドル円も100円に接近か・・
日経平均405円高、高値引けに1万3900円台を回復、値上がり銘柄9割超える=3日後場
2013/09/03 15:27
(09/03 15:00) 現在値
鉄建建設 149 +32
中電工 1,192 -29
アウトソーシング 912 +108
シー・ヴイ・エス・ベイエリア 202 +23
エイチーム 2,640 -305
3日後場の日経平均株価は前日比405円52銭高の1万3978円44銭と大幅続伸し、高値引け。終値での1万3900円台は、8月14日(1万4050円16銭)以来の水準となる。値上がり銘柄数は全体の9割を超え、全面高商状となった。前場の好地合いを引き継ぐ形で、後場寄り付きから買いが先行した。いったん下げ渋った円相場が再び弱含んだこともあり、株価指数先物買いを交えてジリ高歩調となり、午後零時40分に1万3971円46銭(前日比398円54銭高)まで上昇した。その後は、円安一服感もあり、戻り売りに一時1万3900円を割り込む場面もあったが、後半以降は再び引き締まり、引けにかけて上げ幅を広げた。
東証1部の出来高は24億2722万株。売買代金は1兆9565億円。騰落銘柄数は値上がり1629銘柄、値下がり88銘柄、変わらず34銘柄。
市場からは「1ドル=100円をにらむ円安が相場にプラス作用しているが、3連休明けの米国株がリバウンドの動きに入り、どの程度上昇するかがあすのポイントになる。仮にNYダウが50ドル程度の上げにとどまるようなら、日本株に反動安リスクが生じよう。また、25日移動平均線を回復してきたが、これを維持し、上値を試すには売買代金で2兆円超え継続が必要となろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、野村<8604>、大和証G<8601>などの証券株に買いが継続し、値上がり率トップを維持。日本取引所(JPX)<8697>、クレセゾン<8253>などのその他金融株や、三菱UFJ<8306>、三住トラスト<8309>などの銀行株も引き続き堅調。ブリヂス<5108>、住友ゴム<5110>などのタイヤ株や、トヨタ<7203>、三菱自<7211>などの自動車株も高い。原子力委員会の有識者会合は大飯原発の敷地内断層について「活断層ではない」との見解で一致したと伝えられた関西電<9503>や、九州電<9508>などの電力株も引き締まった。
商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株も上昇。三菱倉<9301>、住友倉<9303>などの倉庫株や、JR東日本<9020>、東急<9005>などの陸運株も値を上げた。個別では、ガラス硬度で重さ10分の1のスマホ向け表面保護フィルムを開発・サンプル出荷開始と報じられたリケンテクノス<4220>が前場同様にストップ高。鉄建<1815>も一時ストップ高。アウトソーシング<2427>、CVSベイ<2687>、ソースネクスト<4344>などの上げも目立った。
半面、個別では、エイチーム<3662>が見切り売りに8営業日続落し、値下がり率トップ。きのうストップ高した星光PMC<4963>には利益確定売りが継続した。中電工<1941>、ゼリア新薬<4559>、乃村工芸<9716>などの下げも目立ったなお、東証業種別株価指数は33業種すべてが上昇した。提供:モーニングスター社
■売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 525 (15:00) +17 +3.34% 236119.4 124745.006
2 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 208 (15:00) +5 +2.46% 125455.8 25969.055
3 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 607 (15:00) +29 +5.01% 90871 54945.582
4 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 954 (15:00) -9 -0.93% 75424.75 72018.743
5 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 416 (15:00) +17 +4.26% 67382 27858.778
6 1815/T 鉄 建 東証1部 建設業 149 (15:00) +32 +27.35% 54409 7836.324
7 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 485 (15:00) -2 -0.41% 52989.7 26050.175
8 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 729 (15:00) +34 +4.89% 46225 33384.562
9 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 407 (15:00) +13 +3.29% 40964 16676.703
10 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 298 (15:00) +10 +3.47% 39314 11687.46
11 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 225 (15:00) +4 +1.80% 38388 8703.616
12 5406/T 神戸鋼 東証1部 鉄鋼 163 (15:00) +3 +1.87% 33450 5485.761
13 2687/T シーヴイエス 東証1部 小売業 202 (15:00) +23 +12.84% 32519 6344.484
14 7011/T 三菱重 東証1部 機械 569 (15:00) +15 +2.70% 24158 13650.119
15 1821/T 三住建設 東証1部 建設業 78 (15:00) +1 +1.29% 23220.2 1814.824
16 9101/T 郵 船 東証1部 海運業 288 (15:00) +9 +3.22% 22889 6577.985
17 1801/T 大成建 東証1部 建設業 430 (15:00) +4 +0.93% 21757 9361.718
18 8303/T 新生銀 東証1部 銀行業 207 (15:00) +3 +1.47% 20880 4375.898
19 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 372 (15:00) +2 +0.54% 19522 7255.932
20 8585/T オリコ 東証1部 その他金融業 259 (15:00) -1 -0.38% 19041.5 4922.693
>◇東証大引け、大幅続伸、円安が買い戻しに弾み 半月ぶり高値
3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。終値はこの日の高値となる前日比405円52銭(2.99%)高の1万3978円44銭で、8月14日以来約半月ぶりの高値となった。米国がシリアへの軍事介入の判断を9日以降に先送りしたことで、海外勢によるリスク資産圧縮の動きが一服。前日の欧州株高などを受けた買い戻しが日本株に波及した。日本時間早朝の取引から円相場が対ドルで約1カ月ぶりの安値を付け、輸出関連銘柄を中心に買いに弾みが付いた。後場中ごろから株価指数先物に断続的な買いが入り、裁定取引に伴う現物株買いが上げ幅拡大に寄与した。
日経平均の上げ幅は、8月2日(460円)以来約1カ月ぶりの高水準だった。日経平均の上げ幅は前日と合わせ600円近くに達した。シリア情勢に対する警戒感が一時的に和らぎ、前日の欧州株高につながったリスクオフの巻き戻しが日本株でも活発になった。円安進行も後押しし、「外部環境の好転による底上げムードが強かった」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)。自動車など輸出関連の主力株だけでなく、金融株や海運株など幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸。前日比31.40ポイント(2.81%)上昇して1149.18で取引を終えた。業種別では33業種全てが上昇した。「証券商品先物」、「ゴム製品」「その他金融」の上昇率が大きかった。
東証1部の売買代金は概算で1兆9565億円と17営業日連続で2兆円を割り込んだ。売買規模のわりに値動きに反映しやすい株価指数先物との裁定取引による現物株買いの比重が高かったとみられる。ファストリやソフトバンク、ファナックなど日経平均への寄与度が大きい銘柄が軒並み大幅高となった。トヨタやホンダなど自動車株が円安による業績拡大期待から高い。大型投資が伝わった川崎汽など海運大手も上げが目立った。日経平均採用銘柄では唯一、大林組が下落した。伊藤園やエイチームも安かった。
東証2部株価指数は3日続伸。Jトラストやイマジカロボ、朝日インテクが買われた。半面、キーウェア、不二サッシ、神鋼環境が安かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
■値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 3798/T ULS-G 東証JQスタンダード 情報・通信業 136500 (15:00) +30000 +28.16% 0.94 126.829
2 1815/T 鉄 建 東証1部 建設業 149 (15:00) +32 +27.35% 54409 7836.324
3 4748/T 構造計画 東証JQスタンダード 情報・通信業 1410 (15:00) +300 +27.02% 12.3 16.425
4 4220/T リケンテクノス 東証1部 化学 381 (15:00) +80 +26.57% 2793 1055.69
5 3653/T モルフォ 東証マザーズ 情報・通信業 3725 (15:00) +700 +23.14% 1477.8 4857.892
6 7836/T アビックス 東証JQスタンダード その他製品 21850 (15:00) +4000 +22.40% 3.037 66.358
7 9535/T 広島ガス 東証2部 電気・ガス業 303 (14:59) +53 +21.20% 430.7 123.934
8 2176/T イナリサーチ 東証JQスタンダード サービス業 870 (15:00) +150 +20.83% 5.4 4.698
9 3832/T T&CHD 東証JQグロース 情報・通信業 17510 (15:00) +3000 +20.67% 0.621 10.601
10 6677/T エスケーエレク 東証JQスタンダード 電気機器 890 (15:00) +150 +20.27% 407.8 348.385
11 9399/T 新華HD 東証マザーズF 情報・通信業 434 (14:58) +69 +18.90% 14.141 5.668
12 9423/T フォーバルRS 東証JQスタンダード 情報・通信業 6320 (15:00) +1000 +18.79% 0.443 2.8
13 7777/T 3Dマトリックス 東証JQグロース 精密機器 3045 (15:00) +471 +18.29% 604.8 1752.409
14 3742/T ITBOOK 東証マザーズ 情報・通信業 100500 (15:00) +15000 +17.54% 0.611 59.597
15 3772/T DREAMVSR 東証マザーズ 情報・通信業 67600 (15:00) +10000 +17.36% 0.513 34.046
16 9318/T AAH 東証2部 証券商品先物 14 (15:00) +2 +16.66% 2249.6 29.258
17 2931/T ユーグレナ 東証マザーズ 食料品 5850 (15:00) +830 +16.53% 832.2 4644.995
18 3623/T ビリングシス 東証マザーズ 情報・通信業 5200 (15:00) +700 +15.55% 84.8 409.705
19 4344/T ソースネクスト 東証1部 情報・通信業 909 (15:00) +121 +15.35% 1726.7 1523.406
20 6633/T C&GSYS 東証JQスタンダード 電気機器 1135 (15:00) +150 +15.22% 624.2 663.798
>◇<東証>クボタが続伸 農業の競争力高まり期待で
(14時50分、コード6326)続伸。後場に一時、前日比66円(4.9%)高の1422円まで上昇した。政府が2日に開いた産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)で、「農業」、「医療・介護」、「雇用・人材」の3つと、成長戦略の進み具合を点検する「フォローアップ」の計4つの分科会を設置すると伝わったことが手掛かり。3日にはまず農業の分科会が優先して行われる。農業の競争力が上がるとの期待から、農機を手掛ける同社に需要の拡大を期待した買いが入っている。
最近の株価は、売上比率が比較的高いタイなど新興国経済の先行き不透明感などが意識され、下げ基調を強めていた。市場では「足元で割安感が出てきている中で、政府による農業強化の期待が強まり、買いを入れやすい環境になってきた」(立花証券の平野憲一顧問)との声が聞かれた。〔日経QUICKニュース
値下り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 9378/T ワールドロジ 東証JQスタンダード 倉庫運輸関連 194 (15:00) -466 -70.60% 421.924 88.011
2 2471/T エスプール 東証JQスタンダード サービス業 906 (15:00) -300 -24.87% 492.4 468.445
3 2703/T 日本ライトン 東証JQスタンダード 卸売業 234 (15:00) -51 -17.89% 1755.5 440.524
4 3825/T REMIX 東証マザーズ 情報・通信業 17320 (15:00) -3480 -16.73% 3.596 63.551
5 3816/T 大和コン 東証JQスタンダード 情報・通信業 1240 (15:00) -179 -12.61% 17.3 23.377
6 3799/T キーウェア 東証2部 情報・通信業 951 (15:00) -119 -11.12% 3637.8 3479.065
7 5287/T イトーヨーギョ 東証2部 ガラス土石製品 301 (14:59) -37 -10.94% 31 9.545
8 3662/T エイチーム 東証1部 情報・通信業 2640 (15:00) -305 -10.35% 1268.7 3495.913
9 9685/T KYCOM 東証JQスタンダード 情報・通信業 197 (14:08) -22 -10.04% 19 3.815
10 3372/T 関門海 東証マザーズ 小売業 11140 (14:59) -1160 -9.43% 0.73 8.345
11 6075/T フォトクリエイト 東証マザーズ サービス業 2380 (15:00) -233 -8.91% 36.3 88.369
12 1689/T ガスETF 東証 その他 11 (14:29) -1 -8.33% 0.3 0.003
13 4963/T 星光PMC 東証1部 化学 445 (15:00) -37 -7.67% 707.5 318.501
14 3734/T インテアHD 東証マザーズ 情報・通信業 70000 (14:59) -5200 -6.91% 4.838 357.025
15 3723/T ファルコム 東証マザーズ 情報・通信業 1174 (15:00) -86 -6.82% 196.2 231.578
16 3785/T エイティング 東証マザーズ 情報・通信業 2690 (15:00) -190 -6.59% 682.9 1877.786
17 7975/T リヒトラブ 東証2部 その他製品 199 (14:52) -14 -6.57% 13 2.61
18 6323/T ローツェ 東証JQスタンダード 機械 385 (14:59) -26 -6.32% 639.5 253.981
19 1768/T ソネック 東証2部 建設業 255 (13:26) -15 -5.55% 7 1.8
20 2929/T ファーマフーズ 東証マザーズ 食料品 485 (15:00) -28 -5.45% 196.5 97.62
<NQN>◇新興株3日、ジャスダック反発 東京五輪期待で不動産関連など高い
3日の新興企業向け株式市場では、日経ジャスダック平均株価が反発した。大引けは前日比22円96銭(1.32%)高い1768円13銭だった。2020年夏季五輪の開催地が東京に決まるとの期待から、波及効果への思惑で不動産やイベント関連などの銘柄が買われた。後場に入って主力のゲーム株が切り返し、相場全体の上昇に寄与した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1094億円、売買高は5930万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反発した。ガンホー、クルーズが上げ、いちごHD、レーサムが高い。楽天も上昇した。半面、エスプール、日本ライトン、ADワークスが下落した。
東証マザーズ指数は大幅に反発。大引けは前日比27.23ポイント(4.20%)高い675.24だった。ディディエ、コロプラ、モルフォが買われた。一方、オークファン、エイティング、メディビックが売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
<NQN>◇<JQ>ガンホーが上昇に転じる 大引けに新作ゲーム発表か
(14時55分、コード3765)後場に入って上昇に転じた。一時前日比7400円(11.1%)高い7万4000円まで買われ、8月6日以来約1カ月ぶり高値を付けた。ガンホーは8月28日から公式サイト上に9月3日15時を時限とするカウントダウンのサイトを公開している。新作ゲームの発表をする可能性が高く、期待感から一部投資家の買いが入ったようだ。
岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは「新興市場の主力株はしばらくさえない値動きが続いていたため、相場全体の上昇に合わせて買いが向かいやすくなっている」とみていた。〔日経QUICKニュース
>◇東証寄り付き、続伸 上げ幅一時200円超 欧州株高・円安進展で
3日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。前日比の上げ幅は一時200円を超え、1万3800円台まで上昇している。前日の欧州株式相場が軒並み大幅高となったほか、外国為替市場で円相場が1ドル=99円台後半と約1カ月ぶりの円安・ドル高水準となったことで買い注文が先行した。ほぼ全面高の展開で、収益改善期待の高まった自動車など輸出関連をはじめ主力株に上昇が目立つ。海運、電力、不動産の上昇率も高い。
前日発表の4〜6月期の法人企業統計で設備投資が3期ぶりのプラスとなり、9日発表の4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値が大きく上方修正されるとの期待感が高まっている。中国やユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)の改善もあり、世界景気の先行きに対する悲観論がやや後退。投資家心理の改善につながった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸した。業種別TOPIXでは「海運業」や「電気・ガス業」、「非鉄金属」の上げが大きい。現時点で全33業種すべてが上昇している。
大飯原子力発電所(福井県)敷地内にある断層を巡り、原子力規制委員会が有識者会合で「活断層でない」との見解で一致したと伝わったことを受けて関西電が急伸。ほかの電力株も軒並み大幅高となっている。トヨタ、ホンダが買われ、三井不も堅調。車両運搬船の大型投資が伝わった川崎汽など大手海運各社もそろって高い。一方、大平金やGSユアサは逆行安となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
欧州株、全面高=原油は下落―シリア懸念後退で(時事通信) - goo ニュース<GDP>上方修正も…3四半期ぶり設備投資プラスで
毎日新聞 9月2日(月)21時21分配信
財務省が2日発表した4〜6月期の法人企業統計で、金融・保険業を除く全産業の設備投資が前年同期比0.02%増と3四半期ぶりにプラスに転じた。これを受けて民間シンクタンク各社は、9日に発表される4〜6月期実質国内総生産(GDP)の改定値を年率3.0〜4.3%増と予測。速報値(年率2.6%)から大幅に上方修正されるとの見方が大勢を占めた。
GDP統計は、速報段階では設備投資、民間在庫、公共投資などの項目が推計値で算出されており、その後発表される法人企業統計や建設総合統計などを基に改定値が発表されている。
国土交通省が8月16日発表した建設総合統計では、6月の公共投資は前年同月比で19.3%増となり、2012年度補正予算と13年度予算の緊急経済対策の効果で大幅な伸びとなった。法人企業統計では製造途中の製品の在庫が大幅に増え、景気回復を見越した増産を裏付けた。
民間シンクタンク各社は、設備投資が速報時の前期比0.1%減からプラスに転じ、民間在庫の寄与度は速報値(0.3%減)からマイナス幅が縮小するとの見方で一致。公共投資も速報値(同1.8%増)から2.0〜3.4%増に上方修正されると予測した。
ただ、設備投資の持続力への見解は一様ではない。4〜6月期GDPの予測値を年率4.3%に上方改定した野村証券の岡崎康平エコノミストは「アベノミクスによる円安・株高効果がようやく設備投資に出てきた」と解説。BNPパリバ証券の白石洋シニアエコノミストは「製造業は設備投資に慎重姿勢を崩していない。新興国市場の減速がかなり響いており、外需の持続的な伸びは期待しにくい」と述べ、一時的な活況に終わる可能性に言及した。
今後の先行きについて、第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは「7〜9月期以降は、中国経済の減速で輸出が減少したり株価下落で消費マインドが冷え込んだりするリスクがあり、注視する必要がある」と指摘した。
今後焦点となる来年4月からの消費増税の是非についても、SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストは「7〜9月期の国内景気も引き続き堅調に推移する。市場は消費税増税の環境が整っているとの評価が大勢になるだろう」と分析。一方、消費増税に関する政府の「集中点検会合」で増税延期を主張した三菱UFJリサーチ&コンサルティングの片岡剛士主任研究員は「設備投資が改善されることは予想済みで、GDPの上方修正は確実。問題は景気の良しあしではなく、日銀が2%のインフレ率を達成するのに増税が障害になることだ」と述べ、増税先送りの主張に変わりがないと強調した。【丸山進、田口雅士】
◇キーワード 法人企業統計
財務省が、国内の企業活動の実態を把握するために実施する調査。年1回の「年次別調査」と、資本金1000万円以上の企業約100万社を対象に年4回行う「四半期別調査」がある。年次調査では確定決算の内容を尋ね、四半期調査では売上高や設備投資額、減価償却費、損益など8項目を尋ねる。全国の財務局や財務事務所を通じて調査票を配り、オンラインか郵送で回答する。
4〜6月期の回答率は72.1%。四半期調査は四半期国内総生産(GDP)速報発表の翌月に公表されるため、GDP改定の際には設備投資や民間在庫の数値を修正するために使われる。年次調査は毎年9月に公表される。2008年度調査から、金融・保険業が調査対象に加わった
225先物(13/09) 13840 +270 (09:31) 東証2部指数 3153.19 +17.07 (09:31)
TOPIX 1141.56 +23.78 (09:31) ドル/円 99.59 - 99.62 (09:31)
USドル 99.55 - 99.58 +0.22 (09:33) ユーロ 131.32 - 131.36 +0.30 (09:33
日経平均 13879.91 +306.99 (10:13)日経JQ平均 1758.92 +13.75 (10:13)
225先物(13/09) 13880 +310 (10:13) 東証2部指数 3157.28 +21.16 (10:13)
TOPIX 1143.40 +25.62 (10:13) ドル/円 99.50 - 99.52 (10:13)
日経平均 13978.44 +405.52 (15:00) 日経JQ平均 1768.13 +22.96 (15:00)
225先物(13/09) 13980 +410 (15:06) 東証2部指数 3168.89 +32.77 (15:00)
TOPIX 1149.18 +31.40 (15:00) ドル/円 99.53 - 99.56 (15:06)
USドル 99.53 - 99.56 +0.20 (15:08) ユーロ 131.14 - 131.18 +0.12 (15:08
13748.68(09:00) 13978.44(15:00) 13748.68(09:00・・高値引けですね、ドル円も100円に接近か・・
日経平均405円高、高値引けに1万3900円台を回復、値上がり銘柄9割超える=3日後場
2013/09/03 15:27
(09/03 15:00) 現在値
鉄建建設 149 +32
中電工 1,192 -29
アウトソーシング 912 +108
シー・ヴイ・エス・ベイエリア 202 +23
エイチーム 2,640 -305
3日後場の日経平均株価は前日比405円52銭高の1万3978円44銭と大幅続伸し、高値引け。終値での1万3900円台は、8月14日(1万4050円16銭)以来の水準となる。値上がり銘柄数は全体の9割を超え、全面高商状となった。前場の好地合いを引き継ぐ形で、後場寄り付きから買いが先行した。いったん下げ渋った円相場が再び弱含んだこともあり、株価指数先物買いを交えてジリ高歩調となり、午後零時40分に1万3971円46銭(前日比398円54銭高)まで上昇した。その後は、円安一服感もあり、戻り売りに一時1万3900円を割り込む場面もあったが、後半以降は再び引き締まり、引けにかけて上げ幅を広げた。
東証1部の出来高は24億2722万株。売買代金は1兆9565億円。騰落銘柄数は値上がり1629銘柄、値下がり88銘柄、変わらず34銘柄。
市場からは「1ドル=100円をにらむ円安が相場にプラス作用しているが、3連休明けの米国株がリバウンドの動きに入り、どの程度上昇するかがあすのポイントになる。仮にNYダウが50ドル程度の上げにとどまるようなら、日本株に反動安リスクが生じよう。また、25日移動平均線を回復してきたが、これを維持し、上値を試すには売買代金で2兆円超え継続が必要となろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、野村<8604>、大和証G<8601>などの証券株に買いが継続し、値上がり率トップを維持。日本取引所(JPX)<8697>、クレセゾン<8253>などのその他金融株や、三菱UFJ<8306>、三住トラスト<8309>などの銀行株も引き続き堅調。ブリヂス<5108>、住友ゴム<5110>などのタイヤ株や、トヨタ<7203>、三菱自<7211>などの自動車株も高い。原子力委員会の有識者会合は大飯原発の敷地内断層について「活断層ではない」との見解で一致したと伝えられた関西電<9503>や、九州電<9508>などの電力株も引き締まった。
商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株も上昇。三菱倉<9301>、住友倉<9303>などの倉庫株や、JR東日本<9020>、東急<9005>などの陸運株も値を上げた。個別では、ガラス硬度で重さ10分の1のスマホ向け表面保護フィルムを開発・サンプル出荷開始と報じられたリケンテクノス<4220>が前場同様にストップ高。鉄建<1815>も一時ストップ高。アウトソーシング<2427>、CVSベイ<2687>、ソースネクスト<4344>などの上げも目立った。
半面、個別では、エイチーム<3662>が見切り売りに8営業日続落し、値下がり率トップ。きのうストップ高した星光PMC<4963>には利益確定売りが継続した。中電工<1941>、ゼリア新薬<4559>、乃村工芸<9716>などの下げも目立ったなお、東証業種別株価指数は33業種すべてが上昇した。提供:モーニングスター社
■売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 525 (15:00) +17 +3.34% 236119.4 124745.006
2 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 208 (15:00) +5 +2.46% 125455.8 25969.055
3 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 607 (15:00) +29 +5.01% 90871 54945.582
4 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 954 (15:00) -9 -0.93% 75424.75 72018.743
5 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 416 (15:00) +17 +4.26% 67382 27858.778
6 1815/T 鉄 建 東証1部 建設業 149 (15:00) +32 +27.35% 54409 7836.324
7 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 485 (15:00) -2 -0.41% 52989.7 26050.175
8 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 729 (15:00) +34 +4.89% 46225 33384.562
9 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 407 (15:00) +13 +3.29% 40964 16676.703
10 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 298 (15:00) +10 +3.47% 39314 11687.46
11 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 225 (15:00) +4 +1.80% 38388 8703.616
12 5406/T 神戸鋼 東証1部 鉄鋼 163 (15:00) +3 +1.87% 33450 5485.761
13 2687/T シーヴイエス 東証1部 小売業 202 (15:00) +23 +12.84% 32519 6344.484
14 7011/T 三菱重 東証1部 機械 569 (15:00) +15 +2.70% 24158 13650.119
15 1821/T 三住建設 東証1部 建設業 78 (15:00) +1 +1.29% 23220.2 1814.824
16 9101/T 郵 船 東証1部 海運業 288 (15:00) +9 +3.22% 22889 6577.985
17 1801/T 大成建 東証1部 建設業 430 (15:00) +4 +0.93% 21757 9361.718
18 8303/T 新生銀 東証1部 銀行業 207 (15:00) +3 +1.47% 20880 4375.898
19 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 372 (15:00) +2 +0.54% 19522 7255.932
20 8585/T オリコ 東証1部 その他金融業 259 (15:00) -1 -0.38% 19041.5 4922.693
>◇東証大引け、大幅続伸、円安が買い戻しに弾み 半月ぶり高値
3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸した。終値はこの日の高値となる前日比405円52銭(2.99%)高の1万3978円44銭で、8月14日以来約半月ぶりの高値となった。米国がシリアへの軍事介入の判断を9日以降に先送りしたことで、海外勢によるリスク資産圧縮の動きが一服。前日の欧州株高などを受けた買い戻しが日本株に波及した。日本時間早朝の取引から円相場が対ドルで約1カ月ぶりの安値を付け、輸出関連銘柄を中心に買いに弾みが付いた。後場中ごろから株価指数先物に断続的な買いが入り、裁定取引に伴う現物株買いが上げ幅拡大に寄与した。
日経平均の上げ幅は、8月2日(460円)以来約1カ月ぶりの高水準だった。日経平均の上げ幅は前日と合わせ600円近くに達した。シリア情勢に対する警戒感が一時的に和らぎ、前日の欧州株高につながったリスクオフの巻き戻しが日本株でも活発になった。円安進行も後押しし、「外部環境の好転による底上げムードが強かった」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部長)。自動車など輸出関連の主力株だけでなく、金融株や海運株など幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸。前日比31.40ポイント(2.81%)上昇して1149.18で取引を終えた。業種別では33業種全てが上昇した。「証券商品先物」、「ゴム製品」「その他金融」の上昇率が大きかった。
東証1部の売買代金は概算で1兆9565億円と17営業日連続で2兆円を割り込んだ。売買規模のわりに値動きに反映しやすい株価指数先物との裁定取引による現物株買いの比重が高かったとみられる。ファストリやソフトバンク、ファナックなど日経平均への寄与度が大きい銘柄が軒並み大幅高となった。トヨタやホンダなど自動車株が円安による業績拡大期待から高い。大型投資が伝わった川崎汽など海運大手も上げが目立った。日経平均採用銘柄では唯一、大林組が下落した。伊藤園やエイチームも安かった。
東証2部株価指数は3日続伸。Jトラストやイマジカロボ、朝日インテクが買われた。半面、キーウェア、不二サッシ、神鋼環境が安かった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
■値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 3798/T ULS-G 東証JQスタンダード 情報・通信業 136500 (15:00) +30000 +28.16% 0.94 126.829
2 1815/T 鉄 建 東証1部 建設業 149 (15:00) +32 +27.35% 54409 7836.324
3 4748/T 構造計画 東証JQスタンダード 情報・通信業 1410 (15:00) +300 +27.02% 12.3 16.425
4 4220/T リケンテクノス 東証1部 化学 381 (15:00) +80 +26.57% 2793 1055.69
5 3653/T モルフォ 東証マザーズ 情報・通信業 3725 (15:00) +700 +23.14% 1477.8 4857.892
6 7836/T アビックス 東証JQスタンダード その他製品 21850 (15:00) +4000 +22.40% 3.037 66.358
7 9535/T 広島ガス 東証2部 電気・ガス業 303 (14:59) +53 +21.20% 430.7 123.934
8 2176/T イナリサーチ 東証JQスタンダード サービス業 870 (15:00) +150 +20.83% 5.4 4.698
9 3832/T T&CHD 東証JQグロース 情報・通信業 17510 (15:00) +3000 +20.67% 0.621 10.601
10 6677/T エスケーエレク 東証JQスタンダード 電気機器 890 (15:00) +150 +20.27% 407.8 348.385
11 9399/T 新華HD 東証マザーズF 情報・通信業 434 (14:58) +69 +18.90% 14.141 5.668
12 9423/T フォーバルRS 東証JQスタンダード 情報・通信業 6320 (15:00) +1000 +18.79% 0.443 2.8
13 7777/T 3Dマトリックス 東証JQグロース 精密機器 3045 (15:00) +471 +18.29% 604.8 1752.409
14 3742/T ITBOOK 東証マザーズ 情報・通信業 100500 (15:00) +15000 +17.54% 0.611 59.597
15 3772/T DREAMVSR 東証マザーズ 情報・通信業 67600 (15:00) +10000 +17.36% 0.513 34.046
16 9318/T AAH 東証2部 証券商品先物 14 (15:00) +2 +16.66% 2249.6 29.258
17 2931/T ユーグレナ 東証マザーズ 食料品 5850 (15:00) +830 +16.53% 832.2 4644.995
18 3623/T ビリングシス 東証マザーズ 情報・通信業 5200 (15:00) +700 +15.55% 84.8 409.705
19 4344/T ソースネクスト 東証1部 情報・通信業 909 (15:00) +121 +15.35% 1726.7 1523.406
20 6633/T C&GSYS 東証JQスタンダード 電気機器 1135 (15:00) +150 +15.22% 624.2 663.798
>◇<東証>クボタが続伸 農業の競争力高まり期待で
(14時50分、コード6326)続伸。後場に一時、前日比66円(4.9%)高の1422円まで上昇した。政府が2日に開いた産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)で、「農業」、「医療・介護」、「雇用・人材」の3つと、成長戦略の進み具合を点検する「フォローアップ」の計4つの分科会を設置すると伝わったことが手掛かり。3日にはまず農業の分科会が優先して行われる。農業の競争力が上がるとの期待から、農機を手掛ける同社に需要の拡大を期待した買いが入っている。
最近の株価は、売上比率が比較的高いタイなど新興国経済の先行き不透明感などが意識され、下げ基調を強めていた。市場では「足元で割安感が出てきている中で、政府による農業強化の期待が強まり、買いを入れやすい環境になってきた」(立花証券の平野憲一顧問)との声が聞かれた。〔日経QUICKニュース
値下り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 9378/T ワールドロジ 東証JQスタンダード 倉庫運輸関連 194 (15:00) -466 -70.60% 421.924 88.011
2 2471/T エスプール 東証JQスタンダード サービス業 906 (15:00) -300 -24.87% 492.4 468.445
3 2703/T 日本ライトン 東証JQスタンダード 卸売業 234 (15:00) -51 -17.89% 1755.5 440.524
4 3825/T REMIX 東証マザーズ 情報・通信業 17320 (15:00) -3480 -16.73% 3.596 63.551
5 3816/T 大和コン 東証JQスタンダード 情報・通信業 1240 (15:00) -179 -12.61% 17.3 23.377
6 3799/T キーウェア 東証2部 情報・通信業 951 (15:00) -119 -11.12% 3637.8 3479.065
7 5287/T イトーヨーギョ 東証2部 ガラス土石製品 301 (14:59) -37 -10.94% 31 9.545
8 3662/T エイチーム 東証1部 情報・通信業 2640 (15:00) -305 -10.35% 1268.7 3495.913
9 9685/T KYCOM 東証JQスタンダード 情報・通信業 197 (14:08) -22 -10.04% 19 3.815
10 3372/T 関門海 東証マザーズ 小売業 11140 (14:59) -1160 -9.43% 0.73 8.345
11 6075/T フォトクリエイト 東証マザーズ サービス業 2380 (15:00) -233 -8.91% 36.3 88.369
12 1689/T ガスETF 東証 その他 11 (14:29) -1 -8.33% 0.3 0.003
13 4963/T 星光PMC 東証1部 化学 445 (15:00) -37 -7.67% 707.5 318.501
14 3734/T インテアHD 東証マザーズ 情報・通信業 70000 (14:59) -5200 -6.91% 4.838 357.025
15 3723/T ファルコム 東証マザーズ 情報・通信業 1174 (15:00) -86 -6.82% 196.2 231.578
16 3785/T エイティング 東証マザーズ 情報・通信業 2690 (15:00) -190 -6.59% 682.9 1877.786
17 7975/T リヒトラブ 東証2部 その他製品 199 (14:52) -14 -6.57% 13 2.61
18 6323/T ローツェ 東証JQスタンダード 機械 385 (14:59) -26 -6.32% 639.5 253.981
19 1768/T ソネック 東証2部 建設業 255 (13:26) -15 -5.55% 7 1.8
20 2929/T ファーマフーズ 東証マザーズ 食料品 485 (15:00) -28 -5.45% 196.5 97.62
<NQN>◇新興株3日、ジャスダック反発 東京五輪期待で不動産関連など高い
3日の新興企業向け株式市場では、日経ジャスダック平均株価が反発した。大引けは前日比22円96銭(1.32%)高い1768円13銭だった。2020年夏季五輪の開催地が東京に決まるとの期待から、波及効果への思惑で不動産やイベント関連などの銘柄が買われた。後場に入って主力のゲーム株が切り返し、相場全体の上昇に寄与した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1094億円、売買高は5930万株だった。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反発した。ガンホー、クルーズが上げ、いちごHD、レーサムが高い。楽天も上昇した。半面、エスプール、日本ライトン、ADワークスが下落した。
東証マザーズ指数は大幅に反発。大引けは前日比27.23ポイント(4.20%)高い675.24だった。ディディエ、コロプラ、モルフォが買われた。一方、オークファン、エイティング、メディビックが売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
<NQN>◇<JQ>ガンホーが上昇に転じる 大引けに新作ゲーム発表か
(14時55分、コード3765)後場に入って上昇に転じた。一時前日比7400円(11.1%)高い7万4000円まで買われ、8月6日以来約1カ月ぶり高値を付けた。ガンホーは8月28日から公式サイト上に9月3日15時を時限とするカウントダウンのサイトを公開している。新作ゲームの発表をする可能性が高く、期待感から一部投資家の買いが入ったようだ。
岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストは「新興市場の主力株はしばらくさえない値動きが続いていたため、相場全体の上昇に合わせて買いが向かいやすくなっている」とみていた。〔日経QUICKニュース
>◇東証寄り付き、続伸 上げ幅一時200円超 欧州株高・円安進展で
3日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まった。前日比の上げ幅は一時200円を超え、1万3800円台まで上昇している。前日の欧州株式相場が軒並み大幅高となったほか、外国為替市場で円相場が1ドル=99円台後半と約1カ月ぶりの円安・ドル高水準となったことで買い注文が先行した。ほぼ全面高の展開で、収益改善期待の高まった自動車など輸出関連をはじめ主力株に上昇が目立つ。海運、電力、不動産の上昇率も高い。
前日発表の4〜6月期の法人企業統計で設備投資が3期ぶりのプラスとなり、9日発表の4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値が大きく上方修正されるとの期待感が高まっている。中国やユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)の改善もあり、世界景気の先行きに対する悲観論がやや後退。投資家心理の改善につながった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸した。業種別TOPIXでは「海運業」や「電気・ガス業」、「非鉄金属」の上げが大きい。現時点で全33業種すべてが上昇している。
大飯原子力発電所(福井県)敷地内にある断層を巡り、原子力規制委員会が有識者会合で「活断層でない」との見解で一致したと伝わったことを受けて関西電が急伸。ほかの電力株も軒並み大幅高となっている。トヨタ、ホンダが買われ、三井不も堅調。車両運搬船の大型投資が伝わった川崎汽など大手海運各社もそろって高い。一方、大平金やGSユアサは逆行安となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
欧州株、全面高=原油は下落―シリア懸念後退で(時事通信) - goo ニュース<GDP>上方修正も…3四半期ぶり設備投資プラスで
毎日新聞 9月2日(月)21時21分配信
財務省が2日発表した4〜6月期の法人企業統計で、金融・保険業を除く全産業の設備投資が前年同期比0.02%増と3四半期ぶりにプラスに転じた。これを受けて民間シンクタンク各社は、9日に発表される4〜6月期実質国内総生産(GDP)の改定値を年率3.0〜4.3%増と予測。速報値(年率2.6%)から大幅に上方修正されるとの見方が大勢を占めた。
GDP統計は、速報段階では設備投資、民間在庫、公共投資などの項目が推計値で算出されており、その後発表される法人企業統計や建設総合統計などを基に改定値が発表されている。
国土交通省が8月16日発表した建設総合統計では、6月の公共投資は前年同月比で19.3%増となり、2012年度補正予算と13年度予算の緊急経済対策の効果で大幅な伸びとなった。法人企業統計では製造途中の製品の在庫が大幅に増え、景気回復を見越した増産を裏付けた。
民間シンクタンク各社は、設備投資が速報時の前期比0.1%減からプラスに転じ、民間在庫の寄与度は速報値(0.3%減)からマイナス幅が縮小するとの見方で一致。公共投資も速報値(同1.8%増)から2.0〜3.4%増に上方修正されると予測した。
ただ、設備投資の持続力への見解は一様ではない。4〜6月期GDPの予測値を年率4.3%に上方改定した野村証券の岡崎康平エコノミストは「アベノミクスによる円安・株高効果がようやく設備投資に出てきた」と解説。BNPパリバ証券の白石洋シニアエコノミストは「製造業は設備投資に慎重姿勢を崩していない。新興国市場の減速がかなり響いており、外需の持続的な伸びは期待しにくい」と述べ、一時的な活況に終わる可能性に言及した。
今後の先行きについて、第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは「7〜9月期以降は、中国経済の減速で輸出が減少したり株価下落で消費マインドが冷え込んだりするリスクがあり、注視する必要がある」と指摘した。
今後焦点となる来年4月からの消費増税の是非についても、SMBC日興証券の牧野潤一チーフエコノミストは「7〜9月期の国内景気も引き続き堅調に推移する。市場は消費税増税の環境が整っているとの評価が大勢になるだろう」と分析。一方、消費増税に関する政府の「集中点検会合」で増税延期を主張した三菱UFJリサーチ&コンサルティングの片岡剛士主任研究員は「設備投資が改善されることは予想済みで、GDPの上方修正は確実。問題は景気の良しあしではなく、日銀が2%のインフレ率を達成するのに増税が障害になることだ」と述べ、増税先送りの主張に変わりがないと強調した。【丸山進、田口雅士】
◇キーワード 法人企業統計
財務省が、国内の企業活動の実態を把握するために実施する調査。年1回の「年次別調査」と、資本金1000万円以上の企業約100万社を対象に年4回行う「四半期別調査」がある。年次調査では確定決算の内容を尋ね、四半期調査では売上高や設備投資額、減価償却費、損益など8項目を尋ねる。全国の財務局や財務事務所を通じて調査票を配り、オンラインか郵送で回答する。
4〜6月期の回答率は72.1%。四半期調査は四半期国内総生産(GDP)速報発表の翌月に公表されるため、GDP改定の際には設備投資や民間在庫の数値を修正するために使われる。年次調査は毎年9月に公表される。2008年度調査から、金融・保険業が調査対象に加わった