日経平均 13572.92 +184.06 (15:28) 日経JQ平均 1745.17 ↓ -0.99 (15:00)
225先物(13/09) 13570 o +220 (15:15) 東証2部指数 3136.12 ↓ +14.34 (15:00)
TOPIX 1117.78 ↑ +11.73 (15:00) ドル/円 99.25 - 99.28 (17:44)
USドル 99.27 - 99.30 +1.14 (17:45) ユーロ 131.23 - 131.26 +1.52 (17:45
日経平均184円高と反発、一時1万3600円台を回復、高値もみ合い続く=2日後場
2013/09/02 15:26
(09/02 15:00) 現在値
住石ホールディングス 179 +11
国際石油開発帝石 440,000 -5,500
石油資源開発 4,380 -10
清水建設 451 +19
鹿島建設 369 +18
2日後場の日経平均株価は前週末比184円06銭高の1万3572円92銭と反発。終値では、8月26日(1万3636円28銭)以来の高値水準となる。後場寄り付きは、対ドル、対ユーロでの円弱含み推移を受け、株価指数先物主導で買いが先行。上げ幅を広げ、午後零時46分に1万3609円09銭(前週末比220円23銭高)まで上昇した。その後、売買交錯に高値圏で小動きが続いたが、根強い買いに支えられ、午後2時42分には、この日の高値となる1万3613円48銭(同224円62銭高)を付ける場面があった。ただ、買い進む流れにはつながらず、引けにかけて高値もみ合いが続いた。
東証1部の出来高は18億5326万株。売買代金は1兆4598億円。騰落銘柄数は値上がり1169銘柄、値下がり467銘柄、変わらず115銘柄。
市場からは「為替連動の側面もあるが、買い戻しが主体とみられ、先物だけで動かしている感じだ。今週はイベントが相次ぐだけに、見極めたいのムードが出やすく、買い一巡後は大きな動きにはなっていない。テクニカル上では、25日移動平均線を上抜いてくれば、三角もちあい上放れも期待できるが、そこで抑えられるようだと、もちあい継続の可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ノンバンクの個人ローン回復と報じられ、アイフル<8515>がストップ高となり、アコム<8572>、オリコ<8585>なども上げ基調を保ち、その他金融株が値上がり率トップを維持。2020年夏季五輪の開催地決定を前にした期待人気を背景に、東建物<8804>、住友不<8830>などの不動産株や、清水建設<1803>、鹿島<1812>などの建設株も引き続き堅調。三菱倉<9301>、住友倉<9303>などの倉庫株も引き締まった。新日鉄住金<5401>、JFE<5411>などの鉄鋼株や、トヨタ<7203>、いすゞ<7202>などの自動車株も高い。大和証G<8601>、東海東京<8616>などの証券株も値を上げた。
個別では、短期資金流入観測の星光PMC<4963>が前場同様にストップ高なり、値上がり率トップを維持。8月9日に新株式の発行登録を決議していたことで、同月30日のファイナンス正式発表がアク抜けにつながったケネディクス<4321>も堅調。住石HD<1514>、ソースネクスト<4344>なども高い。
半面、NY原油先物安を映し、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株がさえない。ニコン<7731>、シチズンHD<7762>などの精密株や、NKSJHD<8630>、MS&AD<8725>などの保険株も売られた。郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株も小安い。個別では、13年7月中間期の連結業績予想を上方修正したが、期待値に届かなかったとの見方から、丹青社<9743>に売りが継続。エンプラス<6961>、ネオス<3627>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した提供:モーニングスター社
値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 2471/T エスプール 東証JQスタンダード サービス業 1206 (15:00) +300 +33.11% 483.2 575.73
2 3372/T 関門海 東証マザーズ 小売業 12300 (15:00) +2220 +22.02% 0.895 10.787
3 2337/T いちごHD 東証JQスタンダード サービス業 428 (15:00) +77 +21.93% 14162.1 5796.346
4 7836/T アビックス 東証JQスタンダード その他製品 17850 (15:00) +3000 +20.20% 23.404 396.549
5 4963/T 星光PMC 東証1部 化学 482 (15:00) +80 +19.90% 617 294.144
6 4750/T ダイサン 東証2部 サービス業 604 (15:00) +100 +19.84% 196.1 115.298
7 3825/T REMIX 東証マザーズ 情報・通信業 20800 (14:59) +3400 +19.54% 10.236 204.607
8 3236/T プロパスト 東証JQスタンダード 不動産業 4435 (15:00) +700 +18.74% 59.547 256.404
9 6075/T フォトクリエイト 東証マザーズ サービス業 2613 (14:59) +412 +18.71% 35 85.573
10 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 963 (15:00) +150 +18.45% 85097.8 78106.51
11 8925/T アルデプロ 東証マザーズ 不動産業 332 (15:00) +49 +17.31% 878.019 289.017
12 3845/T アイフリークHD 東証JQスタンダード 情報・通信業 10380 (15:00) +1500 +16.89% 7.256 72.919
13 8589/T アプラスF 東証1部 その他金融業 162 (15:00) +23 +16.54% 8469.7 1318.922
14 3798/T ULS-G 東証JQスタンダード 情報・通信業 106500 (15:00) +15000 +16.39% 0.249 24.22
15 2703/T 日本ライトン 東証JQスタンダード 卸売業 285 (15:00) +40 +16.32% 8497.3 2541.41
16 2176/T イナリサーチ 東証JQスタンダード サービス業 720 (15:00) +100 +16.12% 25.5 17.544
17 7618/T PCDEPOT 東証JQスタンダード 小売業 51800 (15:00) +7050 +15.75% 2.066 104.938
18 3723/T ファルコム 東証マザーズ 情報・通信業 1260 (15:00) +170 +15.59% 925.3 1185.828
19 2369/T メディビ 東証マザーズ サービス業 338 (15:00) +45 +15.35% 2181.8 705.401
20 3390/T USシステムズ 東証JQスタンダード 卸売業 5410 (15:00) +705 +14.98% 24.661 133.382
<NQN>◇東証大引け、反発 リスク回避姿勢和らぐ、中国PMIや法人企業統計も好感
2日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前週末比184円06銭(1.37%)高の1万3572円92銭だった。オバマ米大統領が日本時間1日未明にシリアへの軍事介入の承認を議会に要請する考えを明らかにし、軍事介入の判断を事実上、先送りした。これを受け前週に強まっていた投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。外国為替市場で対ドルの円相場が1ドル=98円台後半に下落すると、日経平均先物に目先の上昇を狙った大口の買いが入り、先物が主導する形で現物株への買いも増えた。日経平均は取引終盤に前週末比224円高の1万3613円まで上昇する場面があった。8月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改善を背景としたアジア株の上昇も支えになった。
財務省が寄り付き前に発表した4〜6月期の法人企業統計によると、金融機関を除く全産業の設備投資はわずかながら前年同期から増加した。減少との予想が多かったのに反して12年7〜9月期以来、3四半期ぶりにプラス転換し、前向きに受け止める投資家が多かった。設備投資の伸びが目立った不動産業や建設業で上昇する銘柄が目立った。菱地所や鹿島が大幅上昇した。建設株には東京での五輪開催が決まれば、需要が増えるとの思惑も強まった。
法人企業統計の設備投資は9日発表の4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値にも反映され、GDPの上方修正の可能性を指摘する声があった。GDPが上方修正されれば、消費増税に向けた議論も進めやすくなるとの思惑も広がった。
ただ、2日の米国市場はレーバー・デイの休日で全市場休場でもあり、後場中ごろには積極的な買いは限られ上値が重くなる場面もみられた。今週は週末に8月の米雇用統計発表などを控え、相場の方向感は出にくいとの見方も多い。市場ではきょうの相場上昇も「自律的な反発を狙った短期の買い戻しにとどまりそう」(国内証券の情報担当者)との声が出ていた。東証1部の売買代金は概算で1兆4598億円で、16営業日連続で2兆円を下回り、商いは低調だった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。
東証1部の売買高は18億5326万株と低調だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の約67%にあたる1169、値下がり銘柄数は467、変わらずは115だった。ファストリ、ファナック、ソフトバンク、京セラ、花王、明治HDが上昇した。一方、伊藤忠、丸紅といった商社株が売られた。リコー、ニコン、キヤノン、パイオニアも下落した。
東証2部株価指数は続伸した。Jトラスト、不二サッシ、瑞光が上げる一方、キーウェア、富フロンテク、神鋼環境が下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値下り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 3799/T キーウェア 東証2部 情報・通信業 1070 (15:00) -300 -21.89% 2438 2916.505
2 3653/T モルフォ 東証マザーズ 情報・通信業 3025 (15:00) -770 -20.28% 784.6 2783.573
3 3816/T 大和コン 東証JQスタンダード 情報・通信業 1419 (15:00) -349 -19.73% 31 45.334
4 33239/T レカム 東証JQスタンダード 卸売業 175 (14:58) -43 -19.72% 0.603 0.103
5 9378/T ワールドロジ 東証JQスタンダード 倉庫運輸関連 660 (15:00) -150 -18.51% 0.47 0.31
6 4763/T クリーク&リバ 東証JQスタンダード サービス業 356 (15:00) -74 -17.20% 376.3 136.809
7 8783/T GFA 東証JQスタンダード その他金融業 304 (15:00) -62 -16.93% 63 20.089
8 7748/T ホロン 東証JQスタンダード 精密機器 68600 (14:59) -13300 -16.23% 2.193 157.101
9 3782/T DDS 東証マザーズ 情報・通信業 78500 (15:00) -15000 -16.04% 34.564 2851.722
10 2438/T アスカネット 東証マザーズ サービス業 2883 (15:00) -537 -15.70% 150.2 454.551
11 3734/T インテアHD 東証マザーズ 情報・通信業 75200 (15:00) -12700 -14.44% 14.231 1205.463
12 3832/T T&CHD 東証JQグロース 情報・通信業 14510 (15:00) -2390 -14.14% 0.926 13.661
13 2901/T 石垣食 東証JQスタンダード 食料品 165 (10:47) -25 -13.15% 2 0.33
14 3622/T ネットイヤー 東証マザーズ 情報・通信業 1197 (15:00) -178 -12.94% 1249.5 1533.16
15 4838/T Sシャワー 東証JQスタンダード 情報・通信業 81400 (14:59) -11400 -12.28% 1.565 134.54
16 6633/T C&GSYS 東証JQスタンダード 電気機器 985 (15:00) -132 -11.81% 696.6 717.713
17 6659/T メディアGL 東証JQスタンダード 電気機器 67300 (14:59) -9000 -11.79% 4.764 336.212
18 6669/T シーシーエス 東証JQスタンダード 電気機器 149900 (15:00) -19100 -11.30% 0.683 107.096
19 2488/T 日本サード 東証JQスタンダード サービス業 1295 (15:00) -164 -11.24% 256.2 325.43
20 2389/T オプト 東証JQスタンダード サービス業 943 (14:59) -116 -10.95% 2411.1 2686.005
<NQN>◇新興株2日、ジャスダック小反落 アジア株高で後場に下げ幅縮小
2日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は小幅ながら3営業日ぶりに反落した。大引けは前週末比99銭(0.06%)安の1745円17銭だった。積極的な買い材料が見当たらず、様子見ムードが広がる中で小口の売りに押されやすい展開となった。インターネットやゲームの一角が売られたほか、バイオ関連株も総じて下落した。後場にかけては下げ幅を縮小した。アジア株高を背景に日経平均株価が上げ幅を拡大し、新興市場にも資金が流入した。米政府がシリアへの軍事介入を先送りし、投資家のリスク回避の姿勢が弱まったことも新興株の下支え要因となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で599億円、売買高は5954万株。主力銘柄で構成するJASDAQ−TOP20も3日ぶりに反落。ガンホーやDガレージ、オプトが下落した。一方、いちごHDや日本ライトン、レーサムが上昇した。
東証マザーズ指数も3日ぶりに反落。大引けは前週末比9.79ポイント(1.49%)安の648.01だった。エイティングやサイバー、ディディエが下落。半面、オークファンやジーエヌアイ、ファルコムが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
<NQN>◇<東証>大塚HDが続落 米当局が「サムスカ」の適応拡大認めず
(14時45分、コード4578)続落。前週末比107円(3.5%)安の2938円まで下げた。8月30日、米食品医薬品局(FDA)に申請していた、利尿剤として既に発売している「サムスカ」の腎臓疾患「常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)」への適応拡大について、現状では承認できないとして審査完了の通知を受けたと発表した。このため失望売りが増えた。
シティグループ証券は会社側の発表を受け、8月30日付で投資判断を3段階評価で最上位の「買い」から真ん中の「中立」に引き下げた。担当の山口秀丸アナリストはリポートで「医療ニーズは高く、FDAも優先審査対象としていたため、サムスカが(ADPKDの治療薬として)承認される可能性があると判断していた。このため(承認不可という結果は)ネガティブ(後ろ向き)なニュース」と指摘した。「腎疾患の試験は長期間を要するため、承認が3年遅れる」と想定し、2014年3月期以降の業績予想を下方修正した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 508 (15:00) +8 +1.60% 232814.8 112948.426
2 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 963 (15:00) +150 +18.45% 85097.8 78106.51
3 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 487 (15:00) +60 +14.05% 71968.9 33950.126
4 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 203 (15:00) +3 +1.50% 51222.6 10323.731
5 8585/T オリコ 東証1部 その他金融業 260 (15:00) +27 +11.58% 37156 9388.929
6 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 578 (15:00) +2 +0.34% 35988.7 20780.22
7 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 288 (15:00) +8 +2.85% 29413 8440.158
8 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 399 (15:00) +4 +1.01% 29228 11602.016
9 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 370 (15:00) +1 +0.27% 28428 10624.639
10 2687/T シーヴイエス 東証1部 小売業 179 (15:00) -9 -4.78% 26804 4936.425
11 5406/T 神戸鋼 東証1部 鉄鋼 160 (15:00) +3 +1.91% 26255 4195.237
12 1514/T 住石HD 東証1部 鉱業 179 (15:00) +11 +6.54% 25085.2 4402.626
13 1801/T 大成建 東証1部 建設業 426 (15:00) +23 +5.70% 23914 10037.014
14 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 221 (15:00) -1 -0.45% 22976 5067.569
15 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 695 (15:00) +9 +1.31% 22305.9 15400.51
16 8918/T ランド 東証1部 不動産業 15 (15:00) 0 0.00% 20446.6 290.016
17 8303/T 新生銀 東証1部 銀行業 204 (15:00) +10 +5.15% 19908 3983.604
18 5480/T 冶金工 東証1部 鉄鋼 168 (15:00) +6 +3.70% 14861 2478.254
19 2337/T いちごHD 東証JQスタンダード サービス業 428 (15:00) +77 +21.93% 14162.1 5796.346
20 9672/T 都競馬 東証1部 サービス業 443 (15:00) +25 +5.98% 14035 6113.075
>◇<東証>日本取引所が一段高 デリバティブ規制で取引増の思惑
(14時55分、コード8697)後場に入って一段高。一時、前週末比770円(9.9%)高い8540円まで買われた。2日付の日本経済新聞朝刊が「世界の銀行や企業が活用するデリバティブ(金融派生商品)に新たな国際規制を導入することが1日、固まった。金利変動に伴う損失を回避する商品が主対象で、各国の清算機関に担保を預けて決済するか、取引相手に直接担保を差し入れるよう義務付ける」と報じたことが手掛かりとなった。
新規制で対象となるのは国や企業の信用リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)や金利スワップなど。デリバティブは市場規模が拡大している半面、金融機関や企業の相対取引で発展してきたため、監視が難しかった。市場では「透明性を改善するため取引所を通じた取引が増えるとの思惑から、日本取引所に物色が向かったとみられる」(カブドットコム証券の河合達憲チーフストラテジスト)との見方があった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
マザーズ指数反落、サイバーなど主力株売られる=新興市場・2日
2013/09/02 15:09
(09/02 15:00) 現在値
いちごグループホールディングス 428 +77
プロパスト 4,435 +700
ガンホー・オンライン・エンターテイメント 66,600 -300
ナノキャリア 148,000 -2,800
サイバーエージェント 244,500 -7,900
マザーズ指数が3日ぶりに反落。東証1部市場では日経平均株価が一時200円を超える上昇となったが、新興市場ではサイバーエージェント<4751>やナノキャリア<4571>、タカラバイオ<4974>などの時価総額上位が軟調。資金がめぐらずに弱い動きとなった。ジャスダックでもガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、楽天<4755>が下落。いちごグループホールディングス<2337>、レーサム<8890>、プロパスト<3236>など不動産株への物色は活発。提供:モーニングスター社
225先物(13/09) 13570 o +220 (15:15) 東証2部指数 3136.12 ↓ +14.34 (15:00)
TOPIX 1117.78 ↑ +11.73 (15:00) ドル/円 99.25 - 99.28 (17:44)
USドル 99.27 - 99.30 +1.14 (17:45) ユーロ 131.23 - 131.26 +1.52 (17:45
日経平均184円高と反発、一時1万3600円台を回復、高値もみ合い続く=2日後場
2013/09/02 15:26
(09/02 15:00) 現在値
住石ホールディングス 179 +11
国際石油開発帝石 440,000 -5,500
石油資源開発 4,380 -10
清水建設 451 +19
鹿島建設 369 +18
2日後場の日経平均株価は前週末比184円06銭高の1万3572円92銭と反発。終値では、8月26日(1万3636円28銭)以来の高値水準となる。後場寄り付きは、対ドル、対ユーロでの円弱含み推移を受け、株価指数先物主導で買いが先行。上げ幅を広げ、午後零時46分に1万3609円09銭(前週末比220円23銭高)まで上昇した。その後、売買交錯に高値圏で小動きが続いたが、根強い買いに支えられ、午後2時42分には、この日の高値となる1万3613円48銭(同224円62銭高)を付ける場面があった。ただ、買い進む流れにはつながらず、引けにかけて高値もみ合いが続いた。
東証1部の出来高は18億5326万株。売買代金は1兆4598億円。騰落銘柄数は値上がり1169銘柄、値下がり467銘柄、変わらず115銘柄。
市場からは「為替連動の側面もあるが、買い戻しが主体とみられ、先物だけで動かしている感じだ。今週はイベントが相次ぐだけに、見極めたいのムードが出やすく、買い一巡後は大きな動きにはなっていない。テクニカル上では、25日移動平均線を上抜いてくれば、三角もちあい上放れも期待できるが、そこで抑えられるようだと、もちあい継続の可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、ノンバンクの個人ローン回復と報じられ、アイフル<8515>がストップ高となり、アコム<8572>、オリコ<8585>なども上げ基調を保ち、その他金融株が値上がり率トップを維持。2020年夏季五輪の開催地決定を前にした期待人気を背景に、東建物<8804>、住友不<8830>などの不動産株や、清水建設<1803>、鹿島<1812>などの建設株も引き続き堅調。三菱倉<9301>、住友倉<9303>などの倉庫株も引き締まった。新日鉄住金<5401>、JFE<5411>などの鉄鋼株や、トヨタ<7203>、いすゞ<7202>などの自動車株も高い。大和証G<8601>、東海東京<8616>などの証券株も値を上げた。
個別では、短期資金流入観測の星光PMC<4963>が前場同様にストップ高なり、値上がり率トップを維持。8月9日に新株式の発行登録を決議していたことで、同月30日のファイナンス正式発表がアク抜けにつながったケネディクス<4321>も堅調。住石HD<1514>、ソースネクスト<4344>なども高い。
半面、NY原油先物安を映し、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株がさえない。ニコン<7731>、シチズンHD<7762>などの精密株や、NKSJHD<8630>、MS&AD<8725>などの保険株も売られた。郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株も小安い。個別では、13年7月中間期の連結業績予想を上方修正したが、期待値に届かなかったとの見方から、丹青社<9743>に売りが継続。エンプラス<6961>、ネオス<3627>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、29業種が上昇した提供:モーニングスター社
値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 2471/T エスプール 東証JQスタンダード サービス業 1206 (15:00) +300 +33.11% 483.2 575.73
2 3372/T 関門海 東証マザーズ 小売業 12300 (15:00) +2220 +22.02% 0.895 10.787
3 2337/T いちごHD 東証JQスタンダード サービス業 428 (15:00) +77 +21.93% 14162.1 5796.346
4 7836/T アビックス 東証JQスタンダード その他製品 17850 (15:00) +3000 +20.20% 23.404 396.549
5 4963/T 星光PMC 東証1部 化学 482 (15:00) +80 +19.90% 617 294.144
6 4750/T ダイサン 東証2部 サービス業 604 (15:00) +100 +19.84% 196.1 115.298
7 3825/T REMIX 東証マザーズ 情報・通信業 20800 (14:59) +3400 +19.54% 10.236 204.607
8 3236/T プロパスト 東証JQスタンダード 不動産業 4435 (15:00) +700 +18.74% 59.547 256.404
9 6075/T フォトクリエイト 東証マザーズ サービス業 2613 (14:59) +412 +18.71% 35 85.573
10 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 963 (15:00) +150 +18.45% 85097.8 78106.51
11 8925/T アルデプロ 東証マザーズ 不動産業 332 (15:00) +49 +17.31% 878.019 289.017
12 3845/T アイフリークHD 東証JQスタンダード 情報・通信業 10380 (15:00) +1500 +16.89% 7.256 72.919
13 8589/T アプラスF 東証1部 その他金融業 162 (15:00) +23 +16.54% 8469.7 1318.922
14 3798/T ULS-G 東証JQスタンダード 情報・通信業 106500 (15:00) +15000 +16.39% 0.249 24.22
15 2703/T 日本ライトン 東証JQスタンダード 卸売業 285 (15:00) +40 +16.32% 8497.3 2541.41
16 2176/T イナリサーチ 東証JQスタンダード サービス業 720 (15:00) +100 +16.12% 25.5 17.544
17 7618/T PCDEPOT 東証JQスタンダード 小売業 51800 (15:00) +7050 +15.75% 2.066 104.938
18 3723/T ファルコム 東証マザーズ 情報・通信業 1260 (15:00) +170 +15.59% 925.3 1185.828
19 2369/T メディビ 東証マザーズ サービス業 338 (15:00) +45 +15.35% 2181.8 705.401
20 3390/T USシステムズ 東証JQスタンダード 卸売業 5410 (15:00) +705 +14.98% 24.661 133.382
<NQN>◇東証大引け、反発 リスク回避姿勢和らぐ、中国PMIや法人企業統計も好感
2日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前週末比184円06銭(1.37%)高の1万3572円92銭だった。オバマ米大統領が日本時間1日未明にシリアへの軍事介入の承認を議会に要請する考えを明らかにし、軍事介入の判断を事実上、先送りした。これを受け前週に強まっていた投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。外国為替市場で対ドルの円相場が1ドル=98円台後半に下落すると、日経平均先物に目先の上昇を狙った大口の買いが入り、先物が主導する形で現物株への買いも増えた。日経平均は取引終盤に前週末比224円高の1万3613円まで上昇する場面があった。8月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改善を背景としたアジア株の上昇も支えになった。
財務省が寄り付き前に発表した4〜6月期の法人企業統計によると、金融機関を除く全産業の設備投資はわずかながら前年同期から増加した。減少との予想が多かったのに反して12年7〜9月期以来、3四半期ぶりにプラス転換し、前向きに受け止める投資家が多かった。設備投資の伸びが目立った不動産業や建設業で上昇する銘柄が目立った。菱地所や鹿島が大幅上昇した。建設株には東京での五輪開催が決まれば、需要が増えるとの思惑も強まった。
法人企業統計の設備投資は9日発表の4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値にも反映され、GDPの上方修正の可能性を指摘する声があった。GDPが上方修正されれば、消費増税に向けた議論も進めやすくなるとの思惑も広がった。
ただ、2日の米国市場はレーバー・デイの休日で全市場休場でもあり、後場中ごろには積極的な買いは限られ上値が重くなる場面もみられた。今週は週末に8月の米雇用統計発表などを控え、相場の方向感は出にくいとの見方も多い。市場ではきょうの相場上昇も「自律的な反発を狙った短期の買い戻しにとどまりそう」(国内証券の情報担当者)との声が出ていた。東証1部の売買代金は概算で1兆4598億円で、16営業日連続で2兆円を下回り、商いは低調だった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。
東証1部の売買高は18億5326万株と低調だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の約67%にあたる1169、値下がり銘柄数は467、変わらずは115だった。ファストリ、ファナック、ソフトバンク、京セラ、花王、明治HDが上昇した。一方、伊藤忠、丸紅といった商社株が売られた。リコー、ニコン、キヤノン、パイオニアも下落した。
東証2部株価指数は続伸した。Jトラスト、不二サッシ、瑞光が上げる一方、キーウェア、富フロンテク、神鋼環境が下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値下り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 3799/T キーウェア 東証2部 情報・通信業 1070 (15:00) -300 -21.89% 2438 2916.505
2 3653/T モルフォ 東証マザーズ 情報・通信業 3025 (15:00) -770 -20.28% 784.6 2783.573
3 3816/T 大和コン 東証JQスタンダード 情報・通信業 1419 (15:00) -349 -19.73% 31 45.334
4 33239/T レカム 東証JQスタンダード 卸売業 175 (14:58) -43 -19.72% 0.603 0.103
5 9378/T ワールドロジ 東証JQスタンダード 倉庫運輸関連 660 (15:00) -150 -18.51% 0.47 0.31
6 4763/T クリーク&リバ 東証JQスタンダード サービス業 356 (15:00) -74 -17.20% 376.3 136.809
7 8783/T GFA 東証JQスタンダード その他金融業 304 (15:00) -62 -16.93% 63 20.089
8 7748/T ホロン 東証JQスタンダード 精密機器 68600 (14:59) -13300 -16.23% 2.193 157.101
9 3782/T DDS 東証マザーズ 情報・通信業 78500 (15:00) -15000 -16.04% 34.564 2851.722
10 2438/T アスカネット 東証マザーズ サービス業 2883 (15:00) -537 -15.70% 150.2 454.551
11 3734/T インテアHD 東証マザーズ 情報・通信業 75200 (15:00) -12700 -14.44% 14.231 1205.463
12 3832/T T&CHD 東証JQグロース 情報・通信業 14510 (15:00) -2390 -14.14% 0.926 13.661
13 2901/T 石垣食 東証JQスタンダード 食料品 165 (10:47) -25 -13.15% 2 0.33
14 3622/T ネットイヤー 東証マザーズ 情報・通信業 1197 (15:00) -178 -12.94% 1249.5 1533.16
15 4838/T Sシャワー 東証JQスタンダード 情報・通信業 81400 (14:59) -11400 -12.28% 1.565 134.54
16 6633/T C&GSYS 東証JQスタンダード 電気機器 985 (15:00) -132 -11.81% 696.6 717.713
17 6659/T メディアGL 東証JQスタンダード 電気機器 67300 (14:59) -9000 -11.79% 4.764 336.212
18 6669/T シーシーエス 東証JQスタンダード 電気機器 149900 (15:00) -19100 -11.30% 0.683 107.096
19 2488/T 日本サード 東証JQスタンダード サービス業 1295 (15:00) -164 -11.24% 256.2 325.43
20 2389/T オプト 東証JQスタンダード サービス業 943 (14:59) -116 -10.95% 2411.1 2686.005
<NQN>◇新興株2日、ジャスダック小反落 アジア株高で後場に下げ幅縮小
2日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は小幅ながら3営業日ぶりに反落した。大引けは前週末比99銭(0.06%)安の1745円17銭だった。積極的な買い材料が見当たらず、様子見ムードが広がる中で小口の売りに押されやすい展開となった。インターネットやゲームの一角が売られたほか、バイオ関連株も総じて下落した。後場にかけては下げ幅を縮小した。アジア株高を背景に日経平均株価が上げ幅を拡大し、新興市場にも資金が流入した。米政府がシリアへの軍事介入を先送りし、投資家のリスク回避の姿勢が弱まったことも新興株の下支え要因となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で599億円、売買高は5954万株。主力銘柄で構成するJASDAQ−TOP20も3日ぶりに反落。ガンホーやDガレージ、オプトが下落した。一方、いちごHDや日本ライトン、レーサムが上昇した。
東証マザーズ指数も3日ぶりに反落。大引けは前週末比9.79ポイント(1.49%)安の648.01だった。エイティングやサイバー、ディディエが下落。半面、オークファンやジーエヌアイ、ファルコムが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
<NQN>◇<東証>大塚HDが続落 米当局が「サムスカ」の適応拡大認めず
(14時45分、コード4578)続落。前週末比107円(3.5%)安の2938円まで下げた。8月30日、米食品医薬品局(FDA)に申請していた、利尿剤として既に発売している「サムスカ」の腎臓疾患「常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)」への適応拡大について、現状では承認できないとして審査完了の通知を受けたと発表した。このため失望売りが増えた。
シティグループ証券は会社側の発表を受け、8月30日付で投資判断を3段階評価で最上位の「買い」から真ん中の「中立」に引き下げた。担当の山口秀丸アナリストはリポートで「医療ニーズは高く、FDAも優先審査対象としていたため、サムスカが(ADPKDの治療薬として)承認される可能性があると判断していた。このため(承認不可という結果は)ネガティブ(後ろ向き)なニュース」と指摘した。「腎疾患の試験は長期間を要するため、承認が3年遅れる」と想定し、2014年3月期以降の業績予想を下方修正した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 508 (15:00) +8 +1.60% 232814.8 112948.426
2 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 963 (15:00) +150 +18.45% 85097.8 78106.51
3 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 487 (15:00) +60 +14.05% 71968.9 33950.126
4 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 203 (15:00) +3 +1.50% 51222.6 10323.731
5 8585/T オリコ 東証1部 その他金融業 260 (15:00) +27 +11.58% 37156 9388.929
6 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 578 (15:00) +2 +0.34% 35988.7 20780.22
7 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 288 (15:00) +8 +2.85% 29413 8440.158
8 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 399 (15:00) +4 +1.01% 29228 11602.016
9 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 370 (15:00) +1 +0.27% 28428 10624.639
10 2687/T シーヴイエス 東証1部 小売業 179 (15:00) -9 -4.78% 26804 4936.425
11 5406/T 神戸鋼 東証1部 鉄鋼 160 (15:00) +3 +1.91% 26255 4195.237
12 1514/T 住石HD 東証1部 鉱業 179 (15:00) +11 +6.54% 25085.2 4402.626
13 1801/T 大成建 東証1部 建設業 426 (15:00) +23 +5.70% 23914 10037.014
14 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 221 (15:00) -1 -0.45% 22976 5067.569
15 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 695 (15:00) +9 +1.31% 22305.9 15400.51
16 8918/T ランド 東証1部 不動産業 15 (15:00) 0 0.00% 20446.6 290.016
17 8303/T 新生銀 東証1部 銀行業 204 (15:00) +10 +5.15% 19908 3983.604
18 5480/T 冶金工 東証1部 鉄鋼 168 (15:00) +6 +3.70% 14861 2478.254
19 2337/T いちごHD 東証JQスタンダード サービス業 428 (15:00) +77 +21.93% 14162.1 5796.346
20 9672/T 都競馬 東証1部 サービス業 443 (15:00) +25 +5.98% 14035 6113.075
>◇<東証>日本取引所が一段高 デリバティブ規制で取引増の思惑
(14時55分、コード8697)後場に入って一段高。一時、前週末比770円(9.9%)高い8540円まで買われた。2日付の日本経済新聞朝刊が「世界の銀行や企業が活用するデリバティブ(金融派生商品)に新たな国際規制を導入することが1日、固まった。金利変動に伴う損失を回避する商品が主対象で、各国の清算機関に担保を預けて決済するか、取引相手に直接担保を差し入れるよう義務付ける」と報じたことが手掛かりとなった。
新規制で対象となるのは国や企業の信用リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)や金利スワップなど。デリバティブは市場規模が拡大している半面、金融機関や企業の相対取引で発展してきたため、監視が難しかった。市場では「透明性を改善するため取引所を通じた取引が増えるとの思惑から、日本取引所に物色が向かったとみられる」(カブドットコム証券の河合達憲チーフストラテジスト)との見方があった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
マザーズ指数反落、サイバーなど主力株売られる=新興市場・2日
2013/09/02 15:09
(09/02 15:00) 現在値
いちごグループホールディングス 428 +77
プロパスト 4,435 +700
ガンホー・オンライン・エンターテイメント 66,600 -300
ナノキャリア 148,000 -2,800
サイバーエージェント 244,500 -7,900
マザーズ指数が3日ぶりに反落。東証1部市場では日経平均株価が一時200円を超える上昇となったが、新興市場ではサイバーエージェント<4751>やナノキャリア<4571>、タカラバイオ<4974>などの時価総額上位が軟調。資金がめぐらずに弱い動きとなった。ジャスダックでもガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>、楽天<4755>が下落。いちごグループホールディングス<2337>、レーサム<8890>、プロパスト<3236>など不動産株への物色は活発。提供:モーニングスター社