日経平均 13519.43 -95.76 (15:28) 日経JQ平均 1759.08 -32.63 (15:00)
225先物(13/09) 13510 -160 (15:15) 東証2部指数 3150.14 -25.75 (15:00)
TOPIX 1134.62 -6.29 (15:00) ドル/円 96.69 - 96.72 (18:39)
USドル 96.68 - 96.70 +0.49 (18:41) ユーロ 128.53 - 128.56 +0.13 (18:41)
日経平均が反落、市場参加者が減少し出来高・売買代金は今年最低を更新=12日後場
2013/08/12 15:28
(08/12 15:00) 現在値
SUMCO 801 -30
ケネディクス 413 -70
テイクアンドギヴ・ニーズ 20,210 -2,250
LIXILグループ 2,182 -59
酒井重工業 300 +29
酒井重工業<6358>
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12日後場の日経平均株価は、前週末比95円76銭安の1万3519円43銭と反落して取引を終了した。東証1部の出来高は17億7744万株で5日の19億9669万株に届かず、売買代金は1兆5971億円で同じく5日の1兆6431万円を下回り、いずれも今年最低を記録した。夏休みが本格化したことから市場参加者が減少し、動意に乏しい状況となった。為替相場が1ドル=96円台半ばの動きから方向感が出なかったことも、様子見気分が強まる格好となったようだ。騰落銘柄数は値上がり544銘柄、値下がり1087銘柄、変わらず121銘柄。
市場では、「夏休みシーズン入りで、市場参加者が減少するなか、換金売りが優勢となった」(中堅証券)との見方があった。手掛かり材料難のうえ市場参加者の減少が重なり軟調な展開が予想され、6月27日の高値1万3213円と同28日の安値1万3354円との間であけた「マド」を「埋めに行くことも想定しておきたい」(同)との声が聞かれた。
業種別では、三井不<8801>、住友不<8830>など不動産株が東証業種別値下がり率トップ。次いで、アイフル<8515>やオリコ<8585>などその他金融株、大和証G<8601>、野村<8604>など証券株が値下がり上位に入った。KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>など情報通信株、郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も安い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など銀行株、ケネディクス<4321>、T&Gニーズ<4331>などサービス株も軟調だった。SUMCO<3436>、LIXILG<5938>などの金属製品株も下げた。
個別では、前週末9日に14年3月期第1四半期(13年4−6月)の連結決算を発表した横河電機<6841>が、材料出尽くし感から急落。閑散で軟調な相場展開となったことから東証を傘下に持つ日本取引所<8697>が反落となった。半面、前週末9日に、13年9月期および14年3月期の連結純利益予想を引き上げた酒井重<6358>が続急伸した。東証業種別株価指数は33業種のうち、値下がりが21業種、値上りが12業種だった。提供:モーニングスター社
売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 206 (15:00) -3 -1.43% 121341.1 25063.196
2 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 623 (15:00) -4 -0.63% 62338.3 38748.882
3 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 413 (15:00) -70 -14.49% 51402.9 21902.946
4 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 602 (15:00) -7 -1.14% 44643.6 26912.376
5 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 404 (15:00) -8 -1.94% 41061 16603.772
6 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 711 (15:00) -23 -3.13% 39544.3 28065.508
7 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 291 (15:00) -4 -1.35% 24847 7223.224
8 4064/T カーバイド 東証1部 化学 450 (15:00) +80 +21.62% 23561 10083.439
9 4406/T 日理化 東証1部 化学 332 (15:00) -6 -1.77% 23171.6 8235.793
10 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 402 (15:00) -1 -0.24% 22928 9214.538
11 8601/T 大和証G 東証1部 証券商品先物 804 (15:00) -19 -2.30% 22098 17613.628
12 5711/T 三菱マ 東証1部 非鉄金属 383 (15:00) +5 +1.32% 22021 8481.377
13 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 360 (15:00) +1 +0.27% 20666 7446.434
14 4798/T LCAHD 東証2部 サービス業 7 (15:00) 0 0.00% 19975.9 139.835
15 2768/T 双 日 東証1部 卸売業 184 (15:00) -1 -0.54% 19190.3 3493.828
16 8002/T 丸 紅 東証1部 卸売業 752 (15:00) +16 +2.17% 18131 13552.929
17 5721/T S・サイエンス 東証1部 非鉄金属 6 (15:00) 0 0.00% 16675 105.628
18 4183/T 三井化学 東証1部 化学 269 (15:00) -3 -1.10% 15728 4268.926
19 9898/T サハダイヤ 東証JQスタンダード 卸売業 27 (15:00) +5 +22.72% 15298.1 386.639
20 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 901 (15:00) -71 -7.30% 15072.85 13867.68
NQN>◇東証大引け、反落し1カ月半ぶり安値 GDP・円高が重荷 売買
12日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前週末比95円76銭(0.70%)安の1万3519円43銭だった。6月27日以来およそ1カ月半ぶり安値水準。4〜6月期国内総生産(GDP)の伸びが市場予想を下回ったことや円相場の上昇が売りを誘った。アジア各国・地域の株式相場が軒並み堅調なことが支えとなり、前場には上げに転じる場面もあったが、後場は再び売りが優勢となった。
取引開始前に内閣府が発表した4〜6月期のGDP速報値は前期比年率2.6%増(実質ベース)と、市場予想(3.6%増)を下回った。景気回復の緩慢さを嫌気した売りが先行した。円相場は一時1ドル=95円台まで強含んだことも重荷となった。一部の投資家からは消費増税の先送りを懸念した売りも出たとみられる。
「お盆休み期間で商いが薄くなるなか、先物の動きに右往左往する展開だった」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資ストラテジスト)といい、後場は1万3500円を挟んでの大きなレンジでのもみ合いとなった。東証1部の売買代金は概算で1兆5971億円、売買高は17億7744万株とともに今年の最低水準だった。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。業種別TOPIXは33業種中21業種が値下がり。「不動産業」、「その他金融業」の下げがきつかった。東証1部の売買高は17億7744万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の6割超にあたる1087、値上がり銘柄数は544、変わらずは121だった。
指数寄与度の高いソフトバンク、ファストリが安い。野村、富士重、三井住友FG、三菱UFJも下げた。半面、トヨタ、ディーエヌエ、コマツ、キヤノンが上昇した。
東証2部株価指数は4日続落した。Jトラスト、Oak、田淵電が下げる半面、クレアHD、稀元素、ニチリンが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 4082/T 稀元素 東証2部 化学 2592 (15:00) +500 +23.90% 114.6 297.039
2 9898/T サハダイヤ 東証JQスタンダード 卸売業 27 (15:00) +5 +22.72% 15298.1 386.639
3 4064/T カーバイド 東証1部 化学 450 (15:00) +80 +21.62% 23561 10083.439
4 3641/T パピレス 東証JQスタンダード 情報・通信業 2849 (15:00) +500 +21.28% 33.5 93.693
5 7254/T ユニバンス 東証2部 輸送用機器 332 (15:00) +55 +19.85% 156.5 53.888
6 6656/T インスペック 東証マザーズ 電気機器 43250 (15:00) +7000 +19.31% 0.124 5.314
7 5184/T ニチリン 東証2部 ゴム製品 928 (15:00) +150 +19.28% 345.3 317.488
8 3782/T DDS 東証マザーズ 情報・通信業 65300 (15:00) +9900 +17.87% 52.954 3385.715
9 3390/T USシステムズ 東証JQスタンダード 卸売業 4645 (15:00) +700 +17.74% 58.426 268.435
10 6677/T エスケーエレク 東証JQスタンダード 電気機器 552 (15:00) +80 +16.94% 343.1 189.391
11 2538/T JFLA 東証2部 食料品 49 (15:00) +7 +16.66% 5347 254.077
12 7762/T シチズンHD 東証1部 精密機器 640 (15:00) +91 +16.57% 9882.1 6315.113
13 4356/T 応用技術 東証JQスタンダード 情報・通信業 113000 (15:00) +15000 +15.30% 1.214 132.84
14 8040/T 東ソワール 東証2部 繊維製品 293 (12:42) +38 +14.90% 23 6.665
15 9423/T フォーバルRS 東証JQスタンダード 情報・通信業 7900 (15:00) +980 +14.16% 25.325 187.625
16 6340/T 渋谷工 東証1部 機械 1180 (15:00) +144 +13.89% 486.4 573.606
17 8205/T シャクリーGG 東証JQスタンダード 卸売業 1366 (14:50) +146 +11.96% 35 48.283
18 2872/T セイヒョー 東証2部 食料品 295 (15:00) +30 +11.32% 28 8.117
19 4221/T 大倉工 東証1部 化学 359 (15:00) +35 +10.80% 260 92.83
20 6358/T 酒井重 東証1部 機械 300 (15:00) +29 +10.70% 3641 1076.567
NQN>◇新興株12日、ジャスダック続落 1カ月半ぶり安値 マザーズ指
12日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5営業日続落。大引けは前週末比32円63銭(1.82%)安の1759円08銭だった。6月27日以来、およそ1カ月半ぶりの安値水準となる。後場に入り東証1部市場が軟調に推移すると、新興市場も徐々に下げ幅を拡大。ゲームやバイオ関連株が大きく下げたほか、不動産関連にも売りが出た。相場の先高観が後退したことで、目先筋が手じまい売りを急いだという。夏休みシーズンで相場が閑散としがちな中、一度売りに傾くと下げ幅を一方向に広げやすいようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で842億円、売買高は6047万株。主力銘柄で構成するJASDAQ−TOP20は反落。ガンホーや楽天、Dガレージが下落した。一方、PSSやワイズマン、イリソ電子が上昇した。
東証マザーズ指数も5営業日続落した。大引けは前週末比50.91ポイント(7.24%)安の652.26だった。終値で700を割り込んだのは6月28日以来、およそ1カ月半ぶりとなる。ユナイテッドやコロプラ、アドウェイズが下落。半面、ディディエやフライト、スカイマークが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN
>◇<東証>住友不など不動産株が軟調 「海外勢が見切り売り」の声
(14時5分、コード8830、8801、8802)住友不など不動産株が軟調に推移している。後場に入り下げ幅を拡大した。住友不は3営業日ぶりに反落し、前週末比255円(5.9%)安の4035円まで売られる場面があった。三井不も一時5%近く下げた。不動産経済研究所(東京・新宿)が13時に発表した7月のマンション市場動向調査によると、首都圏の新築マンション発売戸数が前年同月比31.6%増え、月間契約率も8.4ポイント上昇の81.6%と好調な結果となった。ただ、好感した買いは入っていない。
オフィス仲介の三鬼商事(東京・中央)が8日まとめた7月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率も2010年1月以来、3年ぶりの低水準だったが好感した買いは目立たなかった。本来は買い材料となるはずのマンションやオフィスの市況改善が相次ぐなか、不動産株の軟調さが際立っている。
大手不動産株は4月4日の日銀の量的・質的金融緩和を受けて急伸し、4月上旬から中旬にかけて年初来高値を付けた後は6月まで調整局面入りした。6月下旬からは持ち直したものの、足元で上値の重さが目立つ。市場では「値動きの悪さを受けて海外投資家が見切り売りを出している」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との指摘が出ていた。〔日経QUICKニュース(NQN
■値下り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 6633/T C&GSYS 東証JQスタンダード 電気機器 1658 (15:00) -500 -23.16% 20.6 34.155
2 9421/T ネプロ 東証JQスタンダード 情報・通信業 56800 (15:00) -15000 -20.89% 0.587 33.342
3 3323/T レカム 東証JQスタンダード 卸売業 2000 (15:00) -500 -20.00% 5.89 11.949
4 6494/T NFK-HD 東証JQスタンダード 機械 93 (15:00) -23 -19.82% 2558.1 241.417
5 4642/T オリジナル設 東証2部 サービス業 181 (15:00) -41 -18.46% 429.5 82.713
6 3634/T ソケッツ 東証マザーズ 情報・通信業 2400 (15:00) -500 -17.24% 73.6 184.756
7 3747/T インタトレード 東証マザーズ 情報・通信業 226 (15:00) -47 -17.21% 260.2 55.517
8 4583/T カイオム 東証マザーズ 医薬品 2406 (15:00) -479 -16.60% 489.3 1257.706
9 2182/T メディサイエン 東証JQスタンダード サービス業 2671 (15:00) -529 -16.53% 21.3 56.48
10 4838/T Sシャワー 東証JQスタンダード 情報・通信業 91100 (14:59) -17900 -16.42% 5.485 508.617
11 4240/T クラスターテクノ 東証JQグロース 化学 90000 (14:59) -17600 -16.35% 6.061 569.403
12 3810/T サイバーS 東証マザーズ 情報・通信業 89500 (15:00) -17500 -16.35% 0.728 70.628
13 3624/T アクセルマーク 東証マザーズ 情報・通信業 769 (15:00) -150 -16.32% 263.8 213.27
14 2497/T UNITED 東証マザーズ サービス業 2349 (15:00) -457 -16.28% 2732.6 6876.535
15 3727/T APLIX 東証マザーズ 情報・通信業 396 (15:00) -77 -16.27% 223.3 89.89
16 4565/T そーせい 東証マザーズ 医薬品 3660 (15:00) -700 -16.05% 532 2022.393
17 3823/T アクロディア 東証マザーズ 情報・通信業 46700 (15:00) -8900 -16.00% 14.489 729.92
18 7777/T 3Dマトリックス 東証JQグロース 精密機器 2919 (15:00) -551 -15.87% 480.8 1480.8
19 2352/T エイジア 東証マザーズ 情報・通信業 800 (15:00) -149 -15.70% 378.3 358.481
20 1724/T シンクレイヤ 東証JQスタンダード 建設業 464 (15:00) -86 -15.63% 77.9 38.55
>◇<東証>ひらまつが反落 好業績は織り込み済み 個人消費に陰りも
(13時30分、コード2764)反落。一時、前週末比48円(6.3%)安の719円まで下落した。前週末の大引け後に、2012年10月〜13年6月期の連結純利益が前年同期比66%増の14億円だったと発表した。同期間として過去最高を更新したが、「好業績は株価に織り込み済み」と受け止められ、売りが優勢になっている。今月に入ってから株価は業績期待を支えに戻り歩調にあった。
「レストランひらまつ」など高級レストランを展開する。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」効果で個人消費に明るい兆しが見えてきたことが業績の追い風になったという。
内閣府が9日発表した7月の消費動向調査では、購買意欲を示す消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)が前月より0.7ポイント低い43.6となり、2カ月連続で悪化した。ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「個人消費の盛り上がりには一服感があり、生活防衛も再び意識されている」と指摘。株価について市場では調整局面入りを予想する声もあった。〔日経QUICKニュース(NQN
マザーズ指数5日続落、主力株の下げ厳しい=新興市場・12日
2013/08/12 15:08
(08/12 15:00) 現在値
ミクシィ 1,275 -176
パピレス 2,849 +500
コロプラ 2,930 -485
ガンホー・オンライン・エンターテイメント 63,400 -8,000
セプテーニ・ホールディングス 157,800 -23,000
ナノキャリア<4571>
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マザーズ指数が5日続落。コロプラ<3668>、そーせいグループ<4565>、ナノキャリア<4571>などの主力株が下落。お盆休みに伴った市場参加者の減少もあって売買が細っている。赤字決算のミクシィ<2121>は安値更新。ジャスダックではガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が3日ぶりに反落。楽天<4755>やセプテーニ・ホールディングス<4293>も安い。好決算のパピレス<3641>、プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)<7707>などは局部的に買われたが、全般は売り優勢の展開。
提供:モーニングスター社
225先物(13/09) 13510 -160 (15:15) 東証2部指数 3150.14 -25.75 (15:00)
TOPIX 1134.62 -6.29 (15:00) ドル/円 96.69 - 96.72 (18:39)
USドル 96.68 - 96.70 +0.49 (18:41) ユーロ 128.53 - 128.56 +0.13 (18:41)
日経平均が反落、市場参加者が減少し出来高・売買代金は今年最低を更新=12日後場
2013/08/12 15:28
(08/12 15:00) 現在値
SUMCO 801 -30
ケネディクス 413 -70
テイクアンドギヴ・ニーズ 20,210 -2,250
LIXILグループ 2,182 -59
酒井重工業 300 +29
酒井重工業<6358>
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12日後場の日経平均株価は、前週末比95円76銭安の1万3519円43銭と反落して取引を終了した。東証1部の出来高は17億7744万株で5日の19億9669万株に届かず、売買代金は1兆5971億円で同じく5日の1兆6431万円を下回り、いずれも今年最低を記録した。夏休みが本格化したことから市場参加者が減少し、動意に乏しい状況となった。為替相場が1ドル=96円台半ばの動きから方向感が出なかったことも、様子見気分が強まる格好となったようだ。騰落銘柄数は値上がり544銘柄、値下がり1087銘柄、変わらず121銘柄。
市場では、「夏休みシーズン入りで、市場参加者が減少するなか、換金売りが優勢となった」(中堅証券)との見方があった。手掛かり材料難のうえ市場参加者の減少が重なり軟調な展開が予想され、6月27日の高値1万3213円と同28日の安値1万3354円との間であけた「マド」を「埋めに行くことも想定しておきたい」(同)との声が聞かれた。
業種別では、三井不<8801>、住友不<8830>など不動産株が東証業種別値下がり率トップ。次いで、アイフル<8515>やオリコ<8585>などその他金融株、大和証G<8601>、野村<8604>など証券株が値下がり上位に入った。KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>など情報通信株、郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も安い。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など銀行株、ケネディクス<4321>、T&Gニーズ<4331>などサービス株も軟調だった。SUMCO<3436>、LIXILG<5938>などの金属製品株も下げた。
個別では、前週末9日に14年3月期第1四半期(13年4−6月)の連結決算を発表した横河電機<6841>が、材料出尽くし感から急落。閑散で軟調な相場展開となったことから東証を傘下に持つ日本取引所<8697>が反落となった。半面、前週末9日に、13年9月期および14年3月期の連結純利益予想を引き上げた酒井重<6358>が続急伸した。東証業種別株価指数は33業種のうち、値下がりが21業種、値上りが12業種だった。提供:モーニングスター社
売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 206 (15:00) -3 -1.43% 121341.1 25063.196
2 9501/T 東 電 東証1部 電気・ガス業 623 (15:00) -4 -0.63% 62338.3 38748.882
3 4321/T ケネディクス 東証1部 サービス業 413 (15:00) -70 -14.49% 51402.9 21902.946
4 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 602 (15:00) -7 -1.14% 44643.6 26912.376
5 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 404 (15:00) -8 -1.94% 41061 16603.772
6 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 711 (15:00) -23 -3.13% 39544.3 28065.508
7 5401/T 日鉄住金 東証1部 鉄鋼 291 (15:00) -4 -1.35% 24847 7223.224
8 4064/T カーバイド 東証1部 化学 450 (15:00) +80 +21.62% 23561 10083.439
9 4406/T 日理化 東証1部 化学 332 (15:00) -6 -1.77% 23171.6 8235.793
10 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 402 (15:00) -1 -0.24% 22928 9214.538
11 8601/T 大和証G 東証1部 証券商品先物 804 (15:00) -19 -2.30% 22098 17613.628
12 5711/T 三菱マ 東証1部 非鉄金属 383 (15:00) +5 +1.32% 22021 8481.377
13 5233/T 太平洋セメ 東証1部 ガラス土石製品 360 (15:00) +1 +0.27% 20666 7446.434
14 4798/T LCAHD 東証2部 サービス業 7 (15:00) 0 0.00% 19975.9 139.835
15 2768/T 双 日 東証1部 卸売業 184 (15:00) -1 -0.54% 19190.3 3493.828
16 8002/T 丸 紅 東証1部 卸売業 752 (15:00) +16 +2.17% 18131 13552.929
17 5721/T S・サイエンス 東証1部 非鉄金属 6 (15:00) 0 0.00% 16675 105.628
18 4183/T 三井化学 東証1部 化学 269 (15:00) -3 -1.10% 15728 4268.926
19 9898/T サハダイヤ 東証JQスタンダード 卸売業 27 (15:00) +5 +22.72% 15298.1 386.639
20 8515/T アイフル 東証1部 その他金融業 901 (15:00) -71 -7.30% 15072.85 13867.68
NQN>◇東証大引け、反落し1カ月半ぶり安値 GDP・円高が重荷 売買
12日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前週末比95円76銭(0.70%)安の1万3519円43銭だった。6月27日以来およそ1カ月半ぶり安値水準。4〜6月期国内総生産(GDP)の伸びが市場予想を下回ったことや円相場の上昇が売りを誘った。アジア各国・地域の株式相場が軒並み堅調なことが支えとなり、前場には上げに転じる場面もあったが、後場は再び売りが優勢となった。
取引開始前に内閣府が発表した4〜6月期のGDP速報値は前期比年率2.6%増(実質ベース)と、市場予想(3.6%増)を下回った。景気回復の緩慢さを嫌気した売りが先行した。円相場は一時1ドル=95円台まで強含んだことも重荷となった。一部の投資家からは消費増税の先送りを懸念した売りも出たとみられる。
「お盆休み期間で商いが薄くなるなか、先物の動きに右往左往する展開だった」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資ストラテジスト)といい、後場は1万3500円を挟んでの大きなレンジでのもみ合いとなった。東証1部の売買代金は概算で1兆5971億円、売買高は17億7744万株とともに今年の最低水準だった。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。業種別TOPIXは33業種中21業種が値下がり。「不動産業」、「その他金融業」の下げがきつかった。東証1部の売買高は17億7744万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の6割超にあたる1087、値上がり銘柄数は544、変わらずは121だった。
指数寄与度の高いソフトバンク、ファストリが安い。野村、富士重、三井住友FG、三菱UFJも下げた。半面、トヨタ、ディーエヌエ、コマツ、キヤノンが上昇した。
東証2部株価指数は4日続落した。Jトラスト、Oak、田淵電が下げる半面、クレアHD、稀元素、ニチリンが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値上り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 4082/T 稀元素 東証2部 化学 2592 (15:00) +500 +23.90% 114.6 297.039
2 9898/T サハダイヤ 東証JQスタンダード 卸売業 27 (15:00) +5 +22.72% 15298.1 386.639
3 4064/T カーバイド 東証1部 化学 450 (15:00) +80 +21.62% 23561 10083.439
4 3641/T パピレス 東証JQスタンダード 情報・通信業 2849 (15:00) +500 +21.28% 33.5 93.693
5 7254/T ユニバンス 東証2部 輸送用機器 332 (15:00) +55 +19.85% 156.5 53.888
6 6656/T インスペック 東証マザーズ 電気機器 43250 (15:00) +7000 +19.31% 0.124 5.314
7 5184/T ニチリン 東証2部 ゴム製品 928 (15:00) +150 +19.28% 345.3 317.488
8 3782/T DDS 東証マザーズ 情報・通信業 65300 (15:00) +9900 +17.87% 52.954 3385.715
9 3390/T USシステムズ 東証JQスタンダード 卸売業 4645 (15:00) +700 +17.74% 58.426 268.435
10 6677/T エスケーエレク 東証JQスタンダード 電気機器 552 (15:00) +80 +16.94% 343.1 189.391
11 2538/T JFLA 東証2部 食料品 49 (15:00) +7 +16.66% 5347 254.077
12 7762/T シチズンHD 東証1部 精密機器 640 (15:00) +91 +16.57% 9882.1 6315.113
13 4356/T 応用技術 東証JQスタンダード 情報・通信業 113000 (15:00) +15000 +15.30% 1.214 132.84
14 8040/T 東ソワール 東証2部 繊維製品 293 (12:42) +38 +14.90% 23 6.665
15 9423/T フォーバルRS 東証JQスタンダード 情報・通信業 7900 (15:00) +980 +14.16% 25.325 187.625
16 6340/T 渋谷工 東証1部 機械 1180 (15:00) +144 +13.89% 486.4 573.606
17 8205/T シャクリーGG 東証JQスタンダード 卸売業 1366 (14:50) +146 +11.96% 35 48.283
18 2872/T セイヒョー 東証2部 食料品 295 (15:00) +30 +11.32% 28 8.117
19 4221/T 大倉工 東証1部 化学 359 (15:00) +35 +10.80% 260 92.83
20 6358/T 酒井重 東証1部 機械 300 (15:00) +29 +10.70% 3641 1076.567
NQN>◇新興株12日、ジャスダック続落 1カ月半ぶり安値 マザーズ指
12日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5営業日続落。大引けは前週末比32円63銭(1.82%)安の1759円08銭だった。6月27日以来、およそ1カ月半ぶりの安値水準となる。後場に入り東証1部市場が軟調に推移すると、新興市場も徐々に下げ幅を拡大。ゲームやバイオ関連株が大きく下げたほか、不動産関連にも売りが出た。相場の先高観が後退したことで、目先筋が手じまい売りを急いだという。夏休みシーズンで相場が閑散としがちな中、一度売りに傾くと下げ幅を一方向に広げやすいようだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で842億円、売買高は6047万株。主力銘柄で構成するJASDAQ−TOP20は反落。ガンホーや楽天、Dガレージが下落した。一方、PSSやワイズマン、イリソ電子が上昇した。
東証マザーズ指数も5営業日続落した。大引けは前週末比50.91ポイント(7.24%)安の652.26だった。終値で700を割り込んだのは6月28日以来、およそ1カ月半ぶりとなる。ユナイテッドやコロプラ、アドウェイズが下落。半面、ディディエやフライト、スカイマークが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN
>◇<東証>住友不など不動産株が軟調 「海外勢が見切り売り」の声
(14時5分、コード8830、8801、8802)住友不など不動産株が軟調に推移している。後場に入り下げ幅を拡大した。住友不は3営業日ぶりに反落し、前週末比255円(5.9%)安の4035円まで売られる場面があった。三井不も一時5%近く下げた。不動産経済研究所(東京・新宿)が13時に発表した7月のマンション市場動向調査によると、首都圏の新築マンション発売戸数が前年同月比31.6%増え、月間契約率も8.4ポイント上昇の81.6%と好調な結果となった。ただ、好感した買いは入っていない。
オフィス仲介の三鬼商事(東京・中央)が8日まとめた7月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率も2010年1月以来、3年ぶりの低水準だったが好感した買いは目立たなかった。本来は買い材料となるはずのマンションやオフィスの市況改善が相次ぐなか、不動産株の軟調さが際立っている。
大手不動産株は4月4日の日銀の量的・質的金融緩和を受けて急伸し、4月上旬から中旬にかけて年初来高値を付けた後は6月まで調整局面入りした。6月下旬からは持ち直したものの、足元で上値の重さが目立つ。市場では「値動きの悪さを受けて海外投資家が見切り売りを出している」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との指摘が出ていた。〔日経QUICKニュース(NQN
■値下り率ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高 売買代金
1 6633/T C&GSYS 東証JQスタンダード 電気機器 1658 (15:00) -500 -23.16% 20.6 34.155
2 9421/T ネプロ 東証JQスタンダード 情報・通信業 56800 (15:00) -15000 -20.89% 0.587 33.342
3 3323/T レカム 東証JQスタンダード 卸売業 2000 (15:00) -500 -20.00% 5.89 11.949
4 6494/T NFK-HD 東証JQスタンダード 機械 93 (15:00) -23 -19.82% 2558.1 241.417
5 4642/T オリジナル設 東証2部 サービス業 181 (15:00) -41 -18.46% 429.5 82.713
6 3634/T ソケッツ 東証マザーズ 情報・通信業 2400 (15:00) -500 -17.24% 73.6 184.756
7 3747/T インタトレード 東証マザーズ 情報・通信業 226 (15:00) -47 -17.21% 260.2 55.517
8 4583/T カイオム 東証マザーズ 医薬品 2406 (15:00) -479 -16.60% 489.3 1257.706
9 2182/T メディサイエン 東証JQスタンダード サービス業 2671 (15:00) -529 -16.53% 21.3 56.48
10 4838/T Sシャワー 東証JQスタンダード 情報・通信業 91100 (14:59) -17900 -16.42% 5.485 508.617
11 4240/T クラスターテクノ 東証JQグロース 化学 90000 (14:59) -17600 -16.35% 6.061 569.403
12 3810/T サイバーS 東証マザーズ 情報・通信業 89500 (15:00) -17500 -16.35% 0.728 70.628
13 3624/T アクセルマーク 東証マザーズ 情報・通信業 769 (15:00) -150 -16.32% 263.8 213.27
14 2497/T UNITED 東証マザーズ サービス業 2349 (15:00) -457 -16.28% 2732.6 6876.535
15 3727/T APLIX 東証マザーズ 情報・通信業 396 (15:00) -77 -16.27% 223.3 89.89
16 4565/T そーせい 東証マザーズ 医薬品 3660 (15:00) -700 -16.05% 532 2022.393
17 3823/T アクロディア 東証マザーズ 情報・通信業 46700 (15:00) -8900 -16.00% 14.489 729.92
18 7777/T 3Dマトリックス 東証JQグロース 精密機器 2919 (15:00) -551 -15.87% 480.8 1480.8
19 2352/T エイジア 東証マザーズ 情報・通信業 800 (15:00) -149 -15.70% 378.3 358.481
20 1724/T シンクレイヤ 東証JQスタンダード 建設業 464 (15:00) -86 -15.63% 77.9 38.55
>◇<東証>ひらまつが反落 好業績は織り込み済み 個人消費に陰りも
(13時30分、コード2764)反落。一時、前週末比48円(6.3%)安の719円まで下落した。前週末の大引け後に、2012年10月〜13年6月期の連結純利益が前年同期比66%増の14億円だったと発表した。同期間として過去最高を更新したが、「好業績は株価に織り込み済み」と受け止められ、売りが優勢になっている。今月に入ってから株価は業績期待を支えに戻り歩調にあった。
「レストランひらまつ」など高級レストランを展開する。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」効果で個人消費に明るい兆しが見えてきたことが業績の追い風になったという。
内閣府が9日発表した7月の消費動向調査では、購買意欲を示す消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)が前月より0.7ポイント低い43.6となり、2カ月連続で悪化した。ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「個人消費の盛り上がりには一服感があり、生活防衛も再び意識されている」と指摘。株価について市場では調整局面入りを予想する声もあった。〔日経QUICKニュース(NQN
マザーズ指数5日続落、主力株の下げ厳しい=新興市場・12日
2013/08/12 15:08
(08/12 15:00) 現在値
ミクシィ 1,275 -176
パピレス 2,849 +500
コロプラ 2,930 -485
ガンホー・オンライン・エンターテイメント 63,400 -8,000
セプテーニ・ホールディングス 157,800 -23,000
ナノキャリア<4571>
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マザーズ指数が5日続落。コロプラ<3668>、そーせいグループ<4565>、ナノキャリア<4571>などの主力株が下落。お盆休みに伴った市場参加者の減少もあって売買が細っている。赤字決算のミクシィ<2121>は安値更新。ジャスダックではガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が3日ぶりに反落。楽天<4755>やセプテーニ・ホールディングス<4293>も安い。好決算のパピレス<3641>、プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)<7707>などは局部的に買われたが、全般は売り優勢の展開。
提供:モーニングスター社