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7月24日 大引け日経平均 8488.09 -20.23  ・手掛かり材料難で買い続かず

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日経平均 8488.09 -20.23 (15:28) 日経JQ平均 1298.62 -4.56 (15:11)
225先物(12/09) 8470 o -40 (15:15) 東証2部指数 2234.85 -10.08 (15:00)
TOPIX 717.67 -2.95 (15:00) ドル/円 78.14 - 78.16 (17:20)
USドル 78.14 - 78.16-0.22 (17:20) ユーロ 94.66 - 94.70 -0.38 (17:20)
イギリスポンド 121.10 - 121.18 -0.47 (17:20)
スイスフラン 78.81 - 78.87 -0.32 (17:20)

相変わらず冴えない相場が、ユーロ円94円70前後の動きが

日経平均8500円割れ、手掛かり材料難で買い続かず=24日後場
2012/07/24 15:24
 24日後場の日経平均株価は前日比20円23銭安の8488円09銭と3日続落。終値としては6月8日以来の8500円割れ。一時プラスに転じるなど8500円台まで値を戻す場面もあったが、手掛かり材料難で買いは続かず、終値では維持できなかった。中国ではHSBCの製造業PMI(購買担当者景気指数)が発表され、前月よりも改善、中国関連株の一角が持ち直す場面もあったが上値は重く、市場の反応は限られた。東証1部の出来高は16億4193万株。売買代金は9001億円。騰落銘柄数は値上がり646銘柄、値下がり874銘柄、変わらず156銘柄。

 市場からは「きょうはユーロ圏でもPMIが発表される。中国も重要だが、市場の関心が欧州に移っており、様子見の一因になった。スペインの信用不安のほか、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の不正操作問題など、欧州では相場をかく乱する可能性の高い話題に事欠かない。見送り材料が多く、下値不安は根強い」(中堅証券)との声が聞かれた。一方、ドイツでギリシャの9月破たんが報じられたことや、ムーディーズによる格付け見通しの変更については「きょうの相場に影響があったとはいえない」(同)という。

 業種別では、関西電 <9503> など電力株の下げが目立つ。日本紙 <3893> など製紙株の戻りも鈍かった。三井不 <8801> など不動産株も軟調。JX <5020> など石油株も下押した。伊藤忠 <8001> など商社株もさえない。郵船 <9101> など海運株もさえない。いすゞ <7202> など自動車株も弱含みで推移した。NAND型フラッシュメモリーの3割減産を発表した東芝 <6502> や、13年3月期第1四半期で1000億円の最終赤字が報じられたシャープ <6753> などハイテク株も下落。NTTドコモ <9437> など情報通信株も下げ基調。JFE <5411> など鉄鋼株の上値も重かった。

 半面、JR西日本 <9021> 、京成 <9009> など電鉄株は堅調。みずほ証が投資判断を引き上げたアコム <8572> などノンバンク株も上昇した。野村 <8604> など証券株もしっかり。国際帝石 <1605> など資源開発株も底堅かった。帝人 <3401> など繊維株も上げ基調。コマツ <6301> など機械株もしっかり。個別では、13年3月期第1四半期で連結営業益2ケタ増の日立キャピタル <8586> や、同じく第1四半期で連結営業益35%増のカゴメ <2811> などが高い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、24業種が下落した。提供:モーニングスター社
値上り率ランキング 東証1部
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 6731/T ピクセラ 東証1部 電気機器 159 (15:00) +23 +16.91% 778.1
2 6513/T オリジン 東証1部 電気機器 251 (15:00) +15 +6.35% 105
3 3398/T クスリのアオキ 東証1部 小売業 3120 (15:00) +182 +6.19% 149
4 6676/T メルコ 東証1部 電気機器 1700 (15:00) +97 +6.05% 524.5
5 9726/T KNT 東証1部 サービス業 106 (15:00) +6 +6.00% 771
6 8835/T 太平発 東証1部 卸売業 74 (15:00) +4 +5.71% 637
7 8707/T 岩井コスモ 東証1部 証券商品先物 269 (15:00) +14 +5.49% 89
8 8880/T 飯田産業 東証1部 不動産業 706 (15:00) +36 +5.37% 269.4
9 6210/T 東洋機械 東証1部 機械 201 (15:00) +9 +4.68% 0.5
10 1847/T イチケン 東証1部 建設業 157 (15:00) +7 +4.66% 148
11 1722/T MISAWA 東証1部 建設業 1123 (15:00) +49 +4.56% 338.2
12 6373/T 大同工 東証1部 機械 139 (15:00) +6 +4.51% 16
13 1956/T 日電設 東証1部 建設業 260 (15:00) +11 +4.41% 22
14 7994/T 岡村製 東証1部 その他製品 571 (15:00) +24 +4.38% 240
15 6858/T 小野測 東証1部 電気機器 340 (15:00) +14 +4.29% 184
16 8617/T 光世証 東証1部 証券商品先物 73 (15:00) +3 +4.28%
17 6724/T エプソン 東証1部 電気機器 614 (15:00) +25 +4.24% 2241
18 6850/T チノー 東証1部 電気機器 202 (15:00) +8 +4.12% 27
19 4471/T 三洋化 東証1部 化学 490 (15:00) +19 +4.03% 151
20 6935/T JDL 東証1部 電気機器 834 (15:00) +32 +3.99% 69.8

NQN>◇東証大引け、3日続落 1カ月半ぶり8500円割れ 値ごろ感が下支え
 24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3営業日続落。終値は前日比20円23銭(0.24%)安の8488円09銭で、6月8日(8459円26銭)以来、約1カ月半ぶりに終値ベースで8500円を割り込んだ。スペインやギリシャなど欧州債務問題の再燃を受けた世界的な株安傾向や円相場の高止まりを嫌気し、輸出関連の主力株を中心にリスク回避目的の売りが継続した。前日まで連日の大幅安となっていたことや、6月4日の年初来安値(8295円)が近づいてきたことから、過度に下値を売り込む動きは続かなかったが、東証1部の新安値更新銘柄数は203と、6月4日(678銘柄)以来の高水準に達した。
 前場、後場とも小幅ながら上げに転じる場面があり、底堅さはみられた。「日経平均の8500円割れは、採用銘柄の平均PER(株価収益率)が11倍割れの水準にあたり、さすがに値ごろ感が強い」(立花証券の平野憲一顧問)との声が聞かれる。前日の米株式相場が急落後にやや下げ渋ったことも手掛かりに、自律反発狙いの買いや売り方による利益確定目的の買い戻しが相場全体を下支えした。小売りや鉄道など、相対的に業績懸念が乏しい内需株も引き続き買いを集めた。もっとも「不安材料が山積しており、底割れ懸念は後退していない」(同)との見方は根強く、8500円台を固めるような動きは続かなかった。
 東証株価指数(TOPIX)も3日続落。
 東証1部の売買代金は概算で9001億円と、6営業日連続の1兆円割れ。売買高は16億4193万株。東証1部の値下がり銘柄数は874、値上がり銘柄数は646、変わらずは156だった。
 赤字拡大観測が伝わったシャープが売買を伴って下げ、年初来安値を更新。キヤノン、東芝も安値を付けた。トヨタ、ソフトバンク、ディーエヌエ、アステラスが下落し、共栄タや関西電の下げが目立つ。半面、グリー、三井住友FG、パナソニック、コマツ、ファナックが小高く、クスリアオキが連日で上場来高値を更新した。
 東証2部株価指数は3日続落。キャリアデザ、インテリクス、レーザーテクが下落し、マーベラスが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
>◇<東証>メルコが反発 値ごろ感から買い、決算通過であく抜けも
(14時45分、コード6676)3営業日ぶりに反発。前場に一時83円(5.2%)高の1686円まで上昇し、午後も前日終値を4%超高い水準で推移している。相場全体の地合い悪化もあり、このところ下落基調を続けてきたものの、朝方に1513円と年初来安値(1470円、6月4日)を意識する水準まで下落したこともあり、売り方の買い戻しが入っている。前日の取引終了後に2012年4〜6月期の連結純利益は73%減の3億5000万円だったと発表し、減益を嫌気した売りが先行したが、目先のあく抜け感もでているようだ。
 4〜6月期は、昨年の地上デジタル放送移行に伴う薄型テレビ特需の反動減で、主力のハードディスク駆動装置(HDD)など周辺機器の販売台数が落ち込んだという。会社側は「7月に地デジ特需は一巡したため、第2四半期以降はハードルが低くなる。もともと第2四半期以降に利益が大きくなる想定」(経営管理部)とし、通期の業績予想は据え置いた。
 市場では「きょうの上昇は自律反発の範囲内。底を打ったとは言い難く、本格的な上昇には業績の裏付けが必要」(岩井コスモ証券の清水三津雄投資調査部副部長)と、先行きに慎重な見方があった。23日の証金残をみると、融資残高を貸株残高で割った貸借倍率が0.77倍と、売りに傾いていたこともあり、需給主導での上昇の色彩も濃い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値下り率ランキング 東証1部
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 7897/T ホクシン 東証1部 その他製品 162 (15:00) -23 -12.43% 1019.9
2 9130/T 共栄タ 東証1部 海運業 199 (15:00) -17 -7.87% 1506
3 5702/T 大紀アルミ 東証1部 非鉄金属 210 (12:42) -17 -7.48% 6
4 6420/T 福島工業 東証1部 機械 1030 (15:00) -81 -7.29% 15.2
5 7513/T コジマ 東証1部 小売業 226 (15:00) -17 -6.99% 305.8
6 3769/T GMOPG 東証1部 情報・通信業 1328 (15:00) -92 -6.47% 24.1
7 4007/T 日化成 東証1部 化学 102 (15:00) -7 -6.42% 221
8 1712/T ダイセキソリュ 東証1部 建設業 131600 (15:00) -8900 -6.33% 0.121
9 8537/T 大光銀 東証1部 銀行業 185 (15:00) -12 -6.09% 69
10 5208/T 有沢製 東証1部 化学 186 (15:00) -12 -6.06% 274.8
11 2687/T シーヴイエス 東証1部 小売業 94 (15:00) -6 -6.00% 1940
12 7838/T 共立印刷 東証1部 その他製品 233 (15:00) -14 -5.66% 174
13 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 261 (15:00) -15 -5.43% 55529
14 9503/T 関西電 東証1部 電気・ガス業 646 (15:00) -37 -5.41% 10865.4
15 2398/T ツクイ 東証1部 サービス業 1155 (15:00) -66 -5.40% 148.4
16 5981/T 東京綱 東証1部 金属製品 113 (15:00) -6 -5.04% 776
17 3167/T TOKAI HD 東証1部 卸売業 349 (15:00) -18 -4.90% 83.5
18 9729/T トーカイ 東証1部 サービス業 1960 (15:00) -99 -4.80% 40.7
19 6298/T ワイエイシイ 東証1部 機械 520 (15:00) -25 -4.58% 81.8
20 3421/T 稲葉製作 東証1部 金属製品 1050 (15:00) -50 -4.54% 46.8
NQN>◇<東証>JR3社が軒並み高 内需株物色の動き、チャート妙味も
(14時50分、コード9021)JR3社が堅調。JR西日本は午後一段高となり、前日比70円(2.1%)高の3410円まで上げる場面があった。JR東海(9022)、JR東日本(9020)も上げた。円高や海外景気の影響を受けやすい銘柄から、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄や内需株に資金を移す動きが出ているとの指摘があった。
 JR3社はいずれも上昇基調にある25日移動平均が下値抵抗線になり、25日平均前後で押し目買いに動く投資家が増えるとの見方もある。前日にかけてJR西日本は25日平均に接近、JR東海とJR東日本は25日平均を割り込んでいた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
売買高ランキング 東証
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 8411/T みずほ 東証1部 銀行業 121 (15:00) 0 0.00% 115314.5
2 6753/T シャープ 東証1部 電気機器 289 (15:00) -5 -1.70% 82352
3 6502/T 東 芝 東証1部 電気機器 261 (15:00) -15 -5.43% 55529
4 8306/T 三菱UFJ 東証1部 銀行業 358 (15:00) -1 -0.27% 51689.9
5 9202/T ANA 東証1部 空運業 187 (15:00) +6 +3.31% 39528
6 5401/T 新日鉄 東証1部 鉄鋼 150 (15:00) -1 -0.66% 32324
7 7261/T マツダ 東証1部 輸送用機器 90 (15:00) -1 -1.09% 30668
8 6701/T NEC 東証1部 電気機器 100 (15:00) +3 +3.09% 26352
9 6752/T パナソニック 東証1部 電気機器 510 (15:00) +10 +2.00% 22443.7
10 6501/T 日 立 東証1部 電気機器 443 (15:00) -12 -2.63% 22065
11 8604/T 野村HD 東証1部 証券商品先物 252 (15:00) +1 +0.39% 21547.8
12 7011/T 三菱重 東証1部 機械 298 (15:00) -2 -0.66% 20485
13 9107/T 川崎船 東証1部 海運業 109 (15:00) +3 +2.83% 19502
14 7211/T 三菱自 東証1部 輸送用機器 70 (15:00) -2 -2.77% 18841
15 8309/T 三住トラスト 東証1部 銀行業 221 (15:00) 0 0.00% 16817
16 7201/T 日産自 東証1部 輸送用機器 717 (15:00) 0 0.00% 15113.5
17 7013/T IHI 東証1部 機械 156 (15:00) -7 -4.29% 14760
18 5202/T 板硝子 東証1部 ガラス土石製品 68 (15:00) -1 -1.44% 13763
19 9104/T 商船三井 東証1部 海運業 227 (15:00) -1 -0.43% 13673
20 4005/T 住友化 東証1部 化学 206 (15:00) -7 -3.28% 13192
NQN>◇<東証>アコムが反発 ノンバンク株の投資判断引き上げ相次ぐ
(14時35分、コード8572など)アコムなどノンバンク株が総じてしっかり。関連株に対する証券会社の投資判断の引き上げが相次いだことが買い安心感につながっている。アコムは反発し、一時前日比98円(6.5%)高の1599円まで上昇、午後も堅調に推移している。アコムについては、前日にみずほ証券が同社株の投資判断を3段階で最下位の「アンダーパフォーム」から真ん中の「中立」に、目標株価を800円から1680円にそれぞれ引き上げた。
 イオンクレ(8570)も反発し、一時は前日比59円(4.2%)高の1452円まで上昇した。前日に大和証券が同社株の投資判断を5段階中真ん中の「中立」から上から2番目の「アウトパフォーム」に引き上げた。
 アナリストの間では、ノンバンクの収益の先行きに対して楽観的な見方が増えている。報道通りに上限金利の引き上げなど改正貸金業法の見直しがあれば株価にプラスとの見方も多い。世界経済の減速懸念が根強いなか、内需株に注目が集まっているとの声もある。
 もっとも投資家からは「収益性のファンダメンタルズ(基礎的条件)が改善したとは思えず、継続的な買いにつながるかは疑問」(ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長)との慎重な声も聞かれる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値上り率ランキング 東証2部
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 1491/T 中外鉱 東証2部 非鉄金属 17 (15:00) +2 +13.33% 279.4
2 9318/T AAH 東証2部 証券商品先物 32 (15:00) +3 +10.34% 2082
3 7985/T ネポン 東証2部 金属製品 260 (15:00) +21 +8.78% 78
4 6493/T 日鍛バル 東証2部 機械 263 (15:00) +12 +4.78% 80.6
5 8023/T 大興通 東証2部 卸売業 112 (15:00) +5 +4.67% 3
6 6826/T 本多通信 東証2部 電気機器 329 (14:45) +14 +4.44% 7.3
7 7213/T レシップHD 東証2部 輸送用機器 816 (12:33) +33 +4.21% 1.3
8 4093/T 邦アセチレン 東証2部 化学 79 (14:57) +3 +3.94% 47
9 6950/T YEデータ 東証2部 電気機器 80 (14:47) +3 +3.89% 14
10 7920/T 三浦印 東証2部 その他製品 87 (15:00) +3 +3.57% 7
11 7758/T セコニックHD 東証2部 機械 89 (13:06) +3 +3.48% 5
12 9845/T パーカー 東証2部 化学 184 (09:44) +6 +3.37% 3
13 6982/T リード 東証2部 輸送用機器 64 (10:51) +2 +3.22% 5
14 1775/T FFE&C 東証2部 建設業 206 (14:52) +6 +3.00% 108
15 5964/T 洋刃物 東証2部 金属製品 69 (14:16) +2 +2.98% 16
16 6137/T 小池工 東証2部 機械 208 (15:00) +6 +2.97% 35
17 6772/T コスモス電 東証2部 電気機器 105 (13:13) +3 +2.94% 23
18 9904/T ベリテ 東証2部 小売業 72 (15:00) +2 +2.85% 24
19 2683/T 魚 喜 東証2部 小売業 77 (14:52) +2 +2.66% 23.5
20 9384/T 内外トランス 東証2部 倉庫運輸関連 980 (13:04) +24 +2.51% 2.4
東洋経済・・株式・大引け】模様眺めで小幅ながら日経平均は3営業日続落、終値も8500円割れ - 12/07/24 | 16:00
  24日の東京株式市場は小幅ながら続落。日経平均株価は前日終値比20円23銭安の8488円09銭、TOPIXも同2.95ポイント安の717.67といずれも3営業日続落で大引けを迎えた。日経平均が終値ベースで8500円を割るのは6月8日(8459円)以来。スペインの金融・財政危機が重しとなり冴えない展開を強いられた。東証1部の出来高は概算で16億4193万株、売買代金は同9001億円と薄商いが続いた。

 前場に続いて後場も市場は全般的に模様眺めが続いた。欧州情勢はもちろん、日本企業の決算発表が24日引け後から本格化することや、米国の主要企業決算発表も控え、本格的な商いを手控えようとする雰囲気が強かった。昼のバスケット取引は売り買い均衡だったようだ。

 後場の手がかり材料は、前引けごろに発表された中国の7月PMI(製造業購買担当者景気指数)。同指数が49.5と6月から小幅改善した。これを受けて、コマツ(6301)など中国関連とされる銘柄の一角の値動きは堅調となったが、相場を大きく押し上げるまでには至らず。日経平均は一時8500円を回復する場面があったものの、結局終値では8500円割れとなった。

 業種別では東証33業種のうち9業種が上昇、24業種が下落した。騰落率トップは空運で3.31%。以下、陸運、その他金融などが続いた。一方、ワーストは電気・ガスで2.12%の下落。東証1部を銘柄別にみると値上がりは646(全体の38%)、値下がりは874(同52%)。156が変わらず156だった。騰落レシオは88.09となった。また東証1部の新高値銘柄はクスリのアオキ(3398)など4銘柄。一方、新安値は203銘柄。

 個別では、ソニーが終値で918円となり、終値で年初来安値を更新。またシャープ(6753)も一時切り返したものの、やはり終値で289円となり年初来安値を更新した。このほか東レ(3402)や富士フイルム(4901)など主力系の銘柄も相次いで年初来安値を更新する銘柄が目立った。

 あす水曜日以降の焦点は、このあとに予定されているドイツとスペインの財務相会談や、米アップルの決算発表などが大きな材料となりそうだ。欧州の政治の一部は夏の休養モードに入りつつあり、市場では、危機が深刻化すると対応が遅れる懸念が指摘されている。またアップルの決算は世界での注目度が高く、結果によってマーケットが大きく反応する可能性もある。

 一方、日本企業の決算にも注目。24日引け後に発表された日本電産(6594)の
今13年3月期第1四半期決算は前期比で13.4%の営業増益となったが、25日はKDDI(9433)や日立建機(6305)などの決算が予定されている。

 海外の政策当局の動向では、6日のECB(欧州中央銀行)の理事会や7日の米国FRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長の議会証言などに注目が集まりそうだ。特に欧州の当局から金融緩和やユーロ共同債をめぐるやりとりなど、通貨危機に対する何らかの政策対応が打ちだされるかどうかがポイント。

 もし、こうした対応策が特になければ、市場は政策対応を求める催促相場となり一段の下落を伴う可能性もある。一方、日経平均株価の下落率は3月27日の高値1万0255円から約19%前後に達しており、好材料をきっかけにいったんは反発する可能性もある。

値下り率ランキング 東証2部
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 8040/T 東ソワール 東証2部 繊維製品 209 (15:00) -27 -11.44% 18
2 2410/T キャリアDC 東証2部 サービス業 48000 (15:00) -5300 -9.94% 2.143
3 5446/T 北越メタル 東証2部 鉄鋼 142 (13:22) -12 -7.79% 7
4 8039/T 築地魚 東証2部 卸売業 90 (14:56) -6 -6.25% 96
5 9206/T SFJ 東証2部 空運業 2302 (14:53) -148 -6.04% 10.1
6 6920/T レーザーテク 東証2部 電気機器 1102 (15:00) -68 -5.81% 59.8
7 6977/T 抵抗器 東証2部 電気機器 71 (14:34) -4 -5.33% 4
8 1764/T 工藤建設 東証2部 建設業 118 (10:00) -6 -4.83% 6
9 5641/T TDF 東証2部 鉄鋼 140 (13:31) -7 -4.76% 14
10 5856/T 東理HD 東証2部 非鉄金属 20 (15:00) -1 -4.76% 212.4
11 8940/T インテリックス 東証2部 不動産業 29350 (15:00) -1450 -4.70% 2.987
12 4082/T 稀元素 東証2部 化学 1657 (15:00) -81 -4.66% 5.2
13 5605/T アイメタル 東証2部 輸送用機器 123 (14:33) -6 -4.65% 13
14 7821/T 前田工繊 東証2部 その他製品 1841 (15:00) -89 -4.61% 12.3
15 5288/T Jパイル 東証2部 ガラス土石製品 272 (15:00) -13 -4.56% 8
16 5918/T 滝上工 東証2部 金属製品 215 (10:27) -10 -4.44% 9
17 3604/T 川本産業 東証2部 繊維製品 351 (12:33) -16 -4.35% 1.5
18 6946/T 日アビオ 東証2部 電気機器 90 (14:39) -4 -4.25% 21
19 6492/T 岡野バル 東証2部 機械 207 (14:54) -9 -4.16% 12
20 4832/T JFE-SI 東証2部 情報・通信業 70000 (14:56) -3000 -4.10% 0.026
NQN>◇新興株24日、ジャスダックは6日続落 介護関連などに物色も
 24日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は6日続落した。大引けは前日比4円56銭(0.35%)安の1298円62銭で、6月15日以来、約1カ月ぶりに1300円を下回った。欧州債務不安を受けて世界的な株安が進み、新興市場でも先安観が強まった。インターネット株など主力株が軟調。一部の値がさ株に資金が向かい、相場を下支えした。介護や小売りなど、好業績の内需関連株を物色する動きもあった。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で128億円で5月21日(126億円)以来、約2カ月ぶりの低水準だった。売買高は2523万株。主力銘柄で構成するJASDAQ−TOP20は続落した。楽天、EAJ、ウエストHDが下げた。ピーエスシーは午後に上げに転じた。ニューフレアやDガレージも買われた。
 東証マザーズ指数は3営業日ぶりに小幅反発し、大引けは前日比0.39ポイント(0.11%)高の344.79だった。サイバーへの買いが相場をけん引した。ワイヤレスGやナノキャリアも上昇した。スカイマークやUBIC、そーせいは下落した。
 きょう新規上場(IPO)したエニグモは午後に公募・売り出し(公開)価格の2.3倍の4030円で初値を付けた。その後4115円まで上げたものの、公募で買った投資家の利益確定の売りなどに押され、3975円で取引を終えた。市場では「このところのIPO銘柄は、新規上場で初値が高騰したあと急落するものも多く、上値を追いにくい」(国内証券の情報担当者)との声があった。ロックアップが公開価格の1.5倍で解除されるため、上値ではベンチャーキャピタルによる売りなどへの警戒感もあるという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
マザーズ指数反発、新規上場のエニグモは値を飛ばす=新興市場・24日
2012/07/24 15:15
 マザーズ指数が小反発。日経平均株価と同様に新興市場も小甘い展開。サイバーエージェント <4751> の上昇で指数は反発したが、スカイマーク <9204> などが弱く、ジャスダックでも楽天 <4755> が軟調に推移した。個別ではラクオリア創薬 <4579> などバイオ株の一角、材料の出たエフティコミュニケーションズ <2763> などの動きが目立つ程度。値動きの軽い直近上場銘柄ではワイヤレスゲート <9419> が大幅高、IPO(新規上場)のエニグモ <3665> も値を飛ばした。提供:モーニングスター社

値上り率ランキング 東証マザーズ
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 9419/T ワイヤレスG 東証マザーズ 情報・通信業 2250 (15:00) +190 +9.22% 562.3
2 2183/T リニカル 東証マザーズ サービス業 589 (15:00) +49 +9.07% 89.9
3 4571/T ナノキャリア 東証マザーズ 医薬品 58100 (15:00) +4800 +9.00% 13.101
4 3071/T ストリーム 東証マザーズ 小売業 54500 (14:13) +4500 +9.00% 0.009
5 2929/T ファーマフーズ 東証マザーズ 食料品 33950 (15:00) +2200 +6.92% 0.602
6 8715/T アニコムHD 東証マザーズ 保険業 515 (15:00) +25 +5.10% 13.9
7 3751/T 日本アG 東証マザーズ 情報・通信業 2775 (15:00) +130 +4.91% 41.252
8 2375/T スリープロ 東証マザーズ サービス業 61800 (14:16) +2600 +4.39% 0.049
9 6618/T 大泉製 東証マザーズ 電気機器 256 (15:00) +10 +4.06% 23.8
10 3788/T GMOクラウド 東証マザーズ 情報・通信業 45300 (15:00) +1750 +4.01% 0.879
11 4813/T ACCESS 東証マザーズ 情報・通信業 52000 (15:00) +1900 +3.79% 5.653
12 3843/T フリービット 東証マザーズ 情報・通信業 403 (15:00) +14 +3.59% 90.1
13 3744/T サイオス 東証マザーズ 情報・通信業 32850 (15:00) +1050 +3.30% 0.7
14 2160/T ジーエヌアイ 東証マザーズ サービス業 104 (15:00) +3 +2.97% 2144
15 4564/T OTS 東証マザーズ 医薬品 122100 (15:00) +3500 +2.95% 0.82
16 3653/T モルフォ 東証マザーズ 情報・通信業 870 (15:00) +24 +2.83% 2.4
17 4583/T カイオム 東証マザーズ 医薬品 973 (14:56) +25 +2.63% 14.1
18 2766/T 日風開 東証マザーズ 卸売業 107500 (15:00) +2500 +2.38% 5.948
19 3662/T エイチーム 東証マザーズ 情報・通信業 1165 (14:59) +25 +2.19% 25.5
20 3624/T アクセルマーク 東証マザーズ 情報・通信業 40000 (14:59) +800 +2.04% 0.052
<マザーズ>ミクシイが12日続落 連日の安値、「下値模索の展開」指摘も
(14時50分、コード2121)12日続落。後場に前日比5300円(4.5%)安の11万2700円まで下落し、連日で2007年6月の株式分割以来の安値を更新した。株価上昇の兆しがみえず、投資家の見切り売りが出ている。売買高がこのところ減少しており、買い手が少ないなかで大きく値を下げやすい地合いだという。
 テクニカル分析では、日足チャートでみて25日移動平均からの下方乖離(かいり)率が足元で約17%に達した。証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は「直近で乖離率が上昇した5月14日の約23%、6月4日の約21%が当面の節目になる。ただ、米フェイスブックなどとの競争激化で業績が大きく改善する可能性は低く、いったんの反発があったとしても引き続き下値模索の展開になりやすい」と指摘していた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
値下り率ランキング 東証マザーズ
コード 銘柄名 市場 業種 現在値 前日比 騰落率 売買高
1 4770/T エルミック 東証マザーズ 情報・通信業 157 (14:51) -17 -9.77% 3.8
2 6836/T プラットホーム 東証マザーズ 電気機器 46200 (15:00) -4900 -9.58% 0.053
3 6064/T アクトコール 東証マザーズ サービス業 1586 (15:00) -158 -9.05% 97.8
4 7853/T YAMATO 東証マザーズ その他製品 805 (14:59) -80 -9.03% 0.248
5 3645/T JMNC 東証マザーズ 情報・通信業 450 (15:00) -36 -7.40% 224.8
6 3742/T ITBOOK 東証マザーズ 情報・通信業 10790 (15:00) -770 -6.66% 0.237
7 8925/T アルデプロ 東証マザーズ 不動産業 73 (15:00) -5 -6.41% 99.797
8 3810/T サイバーS 東証マザーズ 情報・通信業 32100 (14:44) -2050 -6.00% 0.125
9 3041/T ビ花壇 東証マザーズ 卸売業 36000 (14:15) -2250 -5.88% 0.031
10 3248/T アールエイジ 東証マザーズ 不動産業 34050 (11:28) -1900 -5.28% 0.028
11 3657/T ポールHD 東証マザーズ 情報・通信業 1862 (14:58) -104 -5.28% 24.5
12 8945/T 社宅S 東証マザーズ 不動産業 306 (14:59) -17 -5.26% 5.2
13 2158/T UBIC 東証マザーズ サービス業 5500 (15:00) -290 -5.00% 64.6
14 3652/T DMP 東証マザーズ 情報・通信業 769 (14:59) -39 -4.82% 21.2
15 3372/T 関門海 東証マザーズ 小売業 15190 (15:00) -760 -4.76% 0.146
16 2121/T ミクシィ 東証マザーズ サービス業 112500 (15:00) -5500 -4.66% 1.244
17 4320/T シーエスアイ 東証マザーズ 情報・通信業 543 (14:49) -26 -4.56% 5.8
18 3825/T REMIX 東証マザーズ 情報・通信業 13200 (14:49) -600 -4.34% 0.198
19 2370/T MDNT 東証マザーズ サービス業 9060 (15:00) -410 -4.32% 3.077
20 3664/T モブキャスト 東証マザーズ 情報・通信業 1446 (15:00) -64 -4.23% 107.8
市場の声:欧州債務問題、期待感より厳しさが先行=りそな銀行・黒瀬氏
2012/07/24 13:54
 りそな銀行 チーフ・マーケットストラテジスト 黒瀬浩一氏――世界的なリスク回避の動きが続いている。欧州債務危機に対する対応の不十分さが欧州株の下落を招き、米株にも波及している。ただ、米国景気に対する悲観的な見方は広がっておらず、日本も復興需要への期待から、底堅く推移しているといえる。

 足元では、4−6月期の決算発表が本格化しているが、外部要因に左右される現状では、材料になりにくく、日経平均株価は8200−9000円で往来相場が続くとみている。

 相場の転換点としては、欧州債務問題に対する解決が不可欠となるなか、足元では期待感よりも厳しい見方が先行している。今後、議論に進展がなければ、投資家心理が冷え込む可能性は否定できない。提供:モーニングスター社

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